キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

全日本・関東大会。

2008-04-28 13:16:30 | レース参戦・観戦

この週末は、非常に荒れた全日本でした!・・・と、思っているのは私だけでしょうか?
大人のレースはさておいて・・・ここはキッズモトクロスですから・・・

26日の8時前に現地に入ります。
受付にて参加賞をもらって・・リタイヤ届け!
ま~早朝から来て、参加賞もらうだけ!
夕方&明日の50・65・85のお仲間に挨拶をして、我が家は秋が瀬に行きました。

日曜日のチャイルドクロスでは、仲の良いキッズAクラス4台・Bクラス2台が参加予定。
Bクラス出場の#5龍ちゃん・#15だいき君が前日の調整を秋が瀬でする事になっているので直人が指導?・・って、絶対にどちらかを勝たせる!・・と、意気込んでいたもんですから。
10時前到着・・・軽い練習から・・・
地味ですか、コーナーの進入ライン・スピード・体の位置等・・・基本的なことの繰り返しだけを続けて・・・お昼。
その間にKTM2台とも私がクラッチの調整&掃除・・汚れています!
それぞれ体重が違いますから、クラッチの消耗も違いますし、ミートのタイミングも合わせてあげないと・・・これって以外に純正部品だけでセットアップするのが大変な事なんです。

午後も同じメニューで練習・・・ず~っと直人が見ていて、止めては注意すると言った感じで・・・ところが2時ごろから雨が降ってきました。
早々に練習を止めて撤収。
2人は、明日に向けての掃除と整備。
我が家はそのまま、オフロードビレッジに戻ります。

85・65レースの応援です。
オフビに向かう途中も雨はふっている状態!
路面が心配なところです・・・着いてみると、予想通りの重たい泥。
こりゃ~大どんでん返しが起こる予感?

85クラスのレースも、ラインの選択を誤ると・・・転倒。
各コーナーでも転倒が出てしまい・・厳しい戦いとなっていました。

いつものマディーのBコースだったら、ほとんどのラインはイン側を選択して走るのが基本かと思うのですが、公式練習で非常に荒れている部分も多く、路面の状態を見極めて走る方が大事かな?・・なんて思いました。
85の走りを参考にして、65クラスのライダーがどのようにコースを攻めるかが勝負の分かれ道・・・私はそう判断しましたね。
とは言っても、グリッドに入る用意もありますから、前のレースをじっくりと観察するのは難しいですよね。
観客の立場からコースを見渡すと・・本当に厳しいラインかな~?・・・悩みますよね。
アウトに行くか?・・インを取るか?
泥が重たいと、インでは立ち上がりでの加速に影響が出ますから、スピードを落とさず廻れるアウトバンクを選択したいところです。
とま~自分の子供が出ていないと不思議なぐらい冷静な判断ができるのが不思議です。

さ~65の始まりです。
サイティングラップ・・・まともにうまくスタートを切れません。
路面が荒れていて、ボコボコプラス重たい泥。
コーナーでもすでに数台が転倒して、重たい泥に捕まっていました。
こりゃ~スタートで、絡まなきゃ~いいんですが?
この時点で同じ心配をしていた方も多かったと思います。

いよいよスタート。
みんな冷静で絡むことなく1コーナーです。
インを取ったキッズ、アウトから行ったキッズ・・

ホールショットは#6しゅうま君。
しかし、途中で転倒のアナウンス!
そこで先頭に出たのは#44九州からの遠征組・・古賀君です。
公式練習でも、非常に速さを見せていたとの話もありましたので注目です。
2番手は#2かける君。
その後ろには#5はるき君・#331たけちゃんも狙える位置に着けています。
私の予想通りで、転倒するキッズが多く、所々で黄旗が振られるレース状態。

早い段階で周回遅れが出てきました。
順調にトップを走る#44・・・・2位との差を周回ごとに広げています。

その後の順位は、転倒しないで確実に走っているキッズが順位を上げる転回・・・まさしく生き残りレースとなっています。
それでも順調に・・・いやいや快調にトップを走る#44古賀君はスピードが落ちません。
キッズ開幕戦で直人も古賀君と戦いましたが、1勝、1敗でした。
総合では勝ちましたが、コーナーのスピードが速い印象に残るキッズです。

レースはそのまま全く危なげのない走りで#44古賀君がブッチギリで優勝。

こんな事をここで書いていいのか?とも思いますが・・正直、優勝を持って行かれたことは、関東で走らせている親として・・・悔しいですね~。
出場していたキッズも、きっと同じ気持ちだった事でしょう。
別の場所で応援していた直人も・・・後でいろいろ言っていました!
直人は直人なりに出場したかったのは当たり前ですが・・・結果には残念だったことでしょう。
帰りの車の中では、出たかった~と、ため息をついていました。

今回のレースは我が家にとって非常に参考になることの多かったレースです。
直人は直人なりに、ライバルのマディーでの攻め方をしっかり見て観察していたようですし、私は私で路面状態によっては、マディーでのセオリーは時と場合で変えていく決断を親として本人に指示をする事が大事。
厳しいレースとなりましたが、走ったキッズには拍手を送りたいです。

さ~次は来週のキッズ第5戦・日晃です。
直人も私もすでに気持を切り替えて準備しないと・・・・
金曜日の診察の結果では、テーピングでの出場ならば大丈夫との医者の判断です。

SUGOでの惨敗&怪我・全日本選抜65に出れなかった分、直人もストレスが貯まっていることでしょうから・・でも、右手の事を考えると・・・ここで親子が冷静に対応しないとね~・・・また、やっちゃいますから・・・攻めるより確実な走りをさせて、ポイントの開きだけは最小限におさえたいと思います。
第6戦まではその後4週間空いていますから、完全復帰でBコース・・・勝負。