キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

決戦・・当日。

2008-10-07 19:52:50 | レース参戦・観戦

キッズスーパークロス第10戦・オフロードビレッジ。
キッズも残りあと2戦となりました。

直人にとっては、KID65チャンピオンにリーチをかけられるか?最終戦よりもこっちの方が大事な大事な10戦。
私としては、この戦いでチャンピオンを確定させたいと前々から思っていたのですが、予想外のリタイヤもありで・・・まさしくピンチ!

車輌の整備は前日に出来ています。
さ~きっちり公式練習をして・・・本番です。

朝のミィーティング。
黄・白旗の各説明が改めてされました。
これはレースをする上で、大変重要なことです。

公式練習・・・昨日の練習と同じ走りが出来るか?
早々、勢いも良く奥の3連飛びます!
この3連ですが、65クラス上位ライダーの一部が練習から飛んでるんです。
しかし、見ていての感想は、あまりメリットが無い?
リスクの方が大きすぎる・・・かな~?です。
ま~色々と意見の分かれるところでしょうが!

練習終了後、いつもはイケイケで話をするのですが、直人には”練習で飛ぶのはいいけど、本番で飛ぶなよ”と、注意をします。
それ以外は、とくに気になるところもなかったので・・・

さ~H1。
高木監督を始め、IA深田選手・関本選手・IB鎌倉選手が直人のサポートに付いてくれました。
そんな感じで、私の出る幕は・・・思いっきり無し!

グリット抽選・・・20番。
けして良くないのですが、”パパさ~今年はいい番号引いた方が失敗しているからラッキーだね~”・・・って、微妙です!

場所が限られているので、しょうがなのですが・・・
スタートがばっちり決まればイン側が有利。
無難に噛ますのであればアウト側。
で、直人は自分でイン側(2番目)を選択。
ここで、勝負に出ます。

先輩方にスタート前から、色々とアドバイスをいただき準備完了。
直人も気合いが入っています。


ところがスタート・・・やっちゃいました~
エンジンストール気味でなんとか出た!・・・そんな感じのもたついたスタートにズッコケます。
当然、直ぐに前がふさがり、加速しても抜けられるところが全くない状態で1コーナー。
がっかりしながら行方を見守ります。
坂を上がって見えてきた時は、中番の前の方・・そんな位置で走っています。
とにかく1周目で、出来るだけ前に出ないとトップ集団には、絶対に追い付きませんからね~
本人もよ~くわかっていたと思います。
1周目にスルスルと抜くも、トップはすでに逃げている状態。
その後、前を走るキッズの転倒もあり、数台を抜いて5番手を走行。

前との差はかなり開いています。
このまま5位か~そんな感じで見守っていました。
着実に前との差は詰まっていますが、スタートが悪かった分・・届かずの5位フィニッシュ。
後味が少々悪い結果です。

テントに戻ってきた直人”クラッチを早く放しすぎた”と、悔しがっていました。
直人もそれだけ緊張していたのか?
走りは、トップ勢と引けを取らない走りだったので、同じミスを2度しないように注意します。


で、H2。
関本選手と相談をして、安全パイでセンターより少々アウト側を選択。
H1のスタートミスを考え、万が一の失敗にそなえて!
ま~これが良かったようで・・・スタート。
ロケットまでは言いませんが、決まった・・そんな感じでスタートしてくれました。
こりゃ~いけるぞ~・・・そんな期待で坂を上がってきた直人・・・2番手です。
くそ~ホールショットじゃ~なかったか~

トップを走るのはH1も1位だった#3りょうすけくん。
練習時から、速さを見せつけられていた分・・・ま~当然かな~的な感じもしました。
とにかく速い。
直人・・付いていくのがやっと・・・前半はそんな感じで走っていました。

直ぐに2台が抜け出して、後続を引き離します。

一定の間隔が、後半に入り詰まり出す。
直人、トップを明らかに狙っている感じがしました。
しかし、こりゃ~相当無理してるな~?的な不安。
それは後半に入り、トップとの差が詰まりだしたのですが、フープスの進入速度が速すぎて、後半リズムを狂わせているのを、なんとか押さえ込んで走っているのが、明らかだったからです。

無理して飛ばなければいいけどな~・・と、思った時・・・いやな予感が的中です。
5周目・・・フープス後半でぶっ飛びました!
山にリヤがはじかれて、バイクが右横に向いてしまいました。
そのまま横唐オになって・・リタイヤか~と、思い・・・”あ~”と、大きな声をあげてしまいました!

しかし直人・・運良く?根性?
うまくリカバーしてフープスをクリヤー。
も~心臓がドキドキでしたよ~
トップとは当然ですが、一気に差が付いてしまい・・・安全圏!

直人も後続との差が、かなり開いていたことで・・こりゃ~やばいな~的な感じは持ちませんでしたけど・・・私の横を通過する時、胸を叩いて”落ち着け~”と、サインを出しました。

ま~こっちが落ち着け~・・そんな感じも有りで!

残り2周・・・直人は落ち着いた走りで、トラぶったフープスも危なげ無くクリヤー・・・で、2位フィニッシュ。

優勝は、ピンピンの#3りょうすけくん・・・見事な走りに完敗でした。

直人は総合・・・3位。
ま~なんとか表彰台には乗れましたがね~
ポイント差は21と、少し開くことが出来ましたが、余裕がある数字とは全く思えません。
この勝負は・・・負けです。

レース前日、私が思っていたこと・・・
直人のライバルは2台・・・

スタートから飛び出して、ベストな走りが出来れば総合を取れるが、悪ければ3位と見ていました。

表彰台に上がって、文句を言うな!と、言われるかも知れませが・・・

最終戦の前に・・・・
反省しなければいけない部分も今回はあります。
さすがの直人も、残りが少なくなった事で、勝ちを意識しすぎて緊張しているんでしょう。
精神力の弱さ&あせりを感じました。

それ以上に精神力が弱いのは・・・この私でした!

前日から、言いようのない緊張感で・・・体調が崩れるのでは・・本当にそんな感じでした。
H1が終わるまで、食欲も無く・・・ため息ばかりで・・・情けない!
周りのパパからも”なおパパが緊張してど~すんのよ~”と、かなりからかわれる始末でした。

親が我が子を信じなくて・・・ですよね。

今回は、いつものお仲間・レーシングチーム鷹の先輩方、チームメイトの方・高木監督と、何から何までお世話になっちゃいました。
スタート前の緊張感が、どれだけ楽だったことか・・・感謝しています。
サインボード・・・ありがとうございました。

総合優勝は、お見せできませんでしたが、なんとか表彰台でご勘弁下さいませ!

残りは日晃・・・最終戦。

それまで怪我の無いように練習します。

参加の方々、スタッフの皆さん・・・お疲れ様でした&ありがとうございました。