２８日の夜、ＭＸ４０８入りで場所取り。
無事に取れて・・・就寝。
土曜日・・・お天気も良く、直人も朝から後輩達とコースの下見に出かけてました。
今回の４０８は、前回ＳＵＧＯで色々と仕入れたサスのセッティング情報を試すために、ＦＦＦにて調整をして（レギュレーションに違反するようなチューニングは一切、してませんからね～あしからず！）本番車も練習車も持ち込みました。
タイヤも、今まで使っていた２メーカーから、ダンロップオンリーに変更したばかりなので、タイヤとの相性なんかも気になります？
簡単に説明すると・・・とにかく直人が乗りやすい仕様に戻した！って事です。
このブログを長～くみて下さっている方ならご存じかと思いますが、直人はとにかく柔らかい・・・いやいや・・・これでジャンプが飛べるの？って、良く言われるぐらい柔らかい仕様が好みです。
さすがに８５ラージでここまで柔らかいとね～問題が大きいので・・・・
何処まで柔らかさを生かして、前に進むバイクに仕上げるか？が、この日の大きなポイントです。
ＬＷの標準を目安に、直人＆黛さんとで、ある程度の考えをまとめてはきたんですが、実際の走りでの感想が楽しみでもあり！不安でもあり！って感じでした。
今までのコースと比べて、この４０８はとにかくコーナーの数が増えたのと、次のコーナーまでの距離が短い事などを考えると、サスのテストをするには良いコースと前回、来た際に思いました。
バイクに乗る前から、自分なりにまたがった感じで”乗りやすそうだ！”と、言っていた直人。
１本目から元気にコースイン。
早々に戻ってきて”コーナーの進入で、フロントが前に逃げる”で、上下ノッチを調整。
これを２回、繰り返した後・・・・バイクをコース上で止めました？
え～なんだ～？と、思っているとバイクを押し出して・・・
が～～～～～～～～～～ん。
予想しなかったアクシデント・・・・クランクから金属音が！
６月２４日に新品に取り替えたばかりのクランクですよ～
こりゃ～特異な事だと思いますが・・・現実に壊れたんで、こりゃ～しょうがないですね～
２本目の練習に備えて、最後の１本に走らせようと思った本番車を準備。
ノッチの変更部分を合わせて・・・
練習用のタイヤに交換して・・・
ダンロップさんより、路面に対してのエアーも詳しく聞いていたので、エアーで走りの調整をするんじゃ～なく、とにかくサスのノッチでセッテッングを詰めようと考えてました。
ジャンプの着地でのフィーリングが今一・・・と２回目の練習では言い出した直人。
スプリングの方で調整を試みます。
何度か調整をして・・・直人からもＯＫ！
ま～こんな感じで、前日の練習で良い場所を見つける事ができたかな～
最後の１本での走りは、スモール時代の雰囲気を取り戻したように感じたので、これならスタートで前に出られれば、い～勝負ができるぞ～と感じて終了。
これだけ細かいコーナーが多いコースは、直人の一番不得意としているコースには間違えないのですが・・・最後の１本のタイムは、なかなかな物だったので、直人に聞いてみると・・・”今までと違ってバイクがすんなりコーナーに入ってくれるんで、入るスピードも自然に速くなったと思う”でした。
それに今までは、レース本番で使ったタイヤを練習でこれでも使う？まで使って走らせていましたけど・・・練習でも路面に合わせた新品タイヤで走った方が、セッティングだって綺麗に決まりますよね～・・・これだけでも本当にありがたいことだし、確実に練習の成果を本番で出すことができるんじゃ～ないでしょうか？
手応えを感じで前日の練習が終わった分、明日のレースが本人も楽しみだったんでしょうね～やる気のある発言が目立った夜でした。
で・・・・レース当日。
路面状態も前日と同じ感じで・・・これは頑張ろう！でした。
私自身も正直、最低でも表彰台は上れるな～って、思っていました・・・相変わらずの親バカで！
問題の公式練習。
お約束のようにマーシャル（大地君）の後ろで、上位陣が前の取り合いを探り合い！で１周。
で練習スタート。
＃１虎太郎君・直人を含めて４～５台が先頭争いで・・・イケイケ走り。
奥に向かうストレートでは、虎太郎君と直人が抜け出した感じに見えました。
１周目からかなり直人もやる気のある走りで虎太郎君に付いていきます。
２周・３周とこれ練習なの？って感じで、２台がかなり抜け出して走っている姿を見て、このバカ親父は”これなら勝負できるか？”な～～～んて、のんきに見ていました。
そ～なると、他の上位陣の走りが気になるのが本音！
直人のバトルから目を放して・・・・他のキッズは何処にいるのかな～～～？な～～～んて、キョロキョロトしていた時・・・目にかすかに見えたんですよ～山の間から両足のブーツが！
その瞬間は、直人だとは全く気がつかなくって、さらにキョロキョロしていたら、”直人転んだよ～”と、横にいたママ。
え～～～どこどこ・・・・・・？
見えたブーツ野郎が直人だったんです。
その時は、コース横で立っている状態で・・・あ～立てたんだから大丈夫でしょう、のんびりしないで早くコース復帰しろよ～・・・な～んて、頭の中で叫んでました。
ところが・・・・あれ～～～～～様子がおかしいかな～？
で、あわてて転けた移動に・・・
仲良しパパさんが、いち早く直人のそばに行ってくださり・・・ダメ～のアクション。
え～～～～どうしたの～～～～～？
手首、折れてるね～
マジですか～～～～～～～～～～～～～
そのパパに直人をお任せして、自分はバイクをトランポまで運びます。
折れてるんじゃ～これで終わりですからね～早々にお片づけ！
次に飛び込んできた情報・・・２ヶ所折れてるかも？
え～～～～マジですか～～～～～～～～
まわりのお仲間も手伝ってくださり・・・速攻で撤収。
骨折の経験は、それなりに多い直人ですが、今までの中では一番痛がっている様子に見えました。
救急で診察してくれる病院の場所を聞いて、その場から電話・・・受け入れＯＫ。
で、行った病院はこちら。
すぐにレントゲン。
結果は、３ヶ所の骨折。
特に、左手の骨折がひどいと言われました。
こっちもレントゲンの映像を見て、納得・・・これは痛いよな～でした。
先生・・・”これは本当は全身麻酔で位置を治した方がい～んだけど、今日は麻酔科の先生がいないんですよ～部分麻酔ならできるんだけど・・・多分、あまり痛みは柔らがないと思いますね～・・・ど～しますか？
俺・・・瞬間の我慢で、後はすご～くらくになるから、直君頑張れよ～？
直人・・・ず～っとこの痛みが続くのは無理だから・・・
で、サイド先生＆看護士さんとレントゲン室に戻り・・・・超大きな悲鳴が３回。
ヘロヘロになって出てきた直人・・・
”チョットじゃ～ね～よ～嘘つき”と、恐～い顔して俺にくってかかり、怒りまくりでした！
”よけ～痛て～～～～よ～”で、さらにイライラ状態！
サイド診察室に呼ばれて・・・レントゲン映像を見ますが、ピッタリとはうまく合っていない感じに見えました。
でもあれだけ直人が痛がったので、これ以上は無理でしょうね～先生でも？って思いました。
その後、先生からワイヤーを入れては？との話が出ました。
左手首と右親指の２ヶ所は、そちらの方が間違えないように思いますとの診断でした。
レントゲンを見て私も同感でした。
こんな時のために！で、村尾先生からいただいていた即効性の高い痛み止めを先生の許可を得て服用。
資料をいただき・・・病院を後にしました。
今後の参考までに・・・支払った金額は約２３０００円でした。
私は直人の体調も考え、このまま自宅に戻ろうと思っていたのですが、直人が最終戦だしどうしても虎太郎君の走りを見たい！との強い希望でコースに戻ることにしました。
各テントを廻って状況説明！
何処に行っても・・・”え～両手骨折・・・大変だね～学校大丈夫？”でした。
その間にも村尾先生と連絡。
これから先の指示を仰ぎます。
スーパーキッズＨ２を直人なりに楽しんで、皆さんにご挨拶をして、表彰式の最中に失礼させてもらいました。
この数年、なんだかんだで大怪我が続いているのは本当に心配ですし、困ったことだと思っています。
来年は特に直人は受験生ですからね～同じような怪我をしたら、タイミングによっては彼の人生に大きな影響を与えかねません。
その事に対して、嫁とも話をしたのですが・・・本当に不安を感じます。
だからといって、受験に専念な～んて奴じゃ～ありませんし、直人もそれじゃ～かわいそ～だしね～
運を天に任せて・・・って、感じですが・・・
思えば、飯田のヨッシー・江原大地君・・・
２０１０年は、あらた君と虎太郎君がスーパーキッズをメチャメチャ盛り上げてくれました。
オフビのＡコースでのバトルは、本当に名勝負で、今でも目に焼き付いています。
２０１１年は、虎太郎君のパワー全開の勝ちっぷりは、ただただ圧巻。
彼の力を見せつけるような走りは・・・本当に素晴らしかったです。
このように素晴らしい先輩達が、卒業しているキッズスーパークロスのスーパーキッズクラスを直人達後輩が、２０１２年をどれだけ盛り上げることができるか？
これって、すげ～～～プレッシャーに感じます。
直人も今回の怪我をしっかりと治して、来年の開幕戦にはベストな状態でのぞみ、素晴らしい先輩達に恥ずかしくない戦いをしてもらいたいです。
今回のキッズで卒業される先輩には、本当にありがとうございましたと言いたいです。
でも！
まだ今年はＭＦＪ関東選手権の最終戦と全日本モトクロス選手権・関東大会と残っています。
そちらでの先輩の走りを直人自身も、目に焼き付けてもらいたいです。
最終戦参加の皆さん＆ビッククルースタッフ福島さん並びに中田さん他皆さん・・・
最後の最後に落ちを付けちゃって、申し訳けありませんでした。
来年も楽しくエキサイティングなキッズスーパークロスにしたいですね～
今シーズンも、本当にありがとうございました＆大変、お世話になりました。