さ~ジュニア最後の関東選手権・決勝です。
予選と同様、ど真ん中から勝負。
スタート直前、お隣のバイクにトラブル発生!
右側が2台分あいてのスタートとなりました。
万が一のことを考えると、となりとの感覚があいてるのは、精神的にも楽になるんじゃ~ないでしょうか?
いよいよスタートです。
”川西と同じようなミスはするなよ・・・いつものように平常心だぞ・・・頑張ってな”で送り出しました。
伸びが今一で1コーナーは中盤。
前の様子を見て、外側にラインを変えたように見えました。
外側に回った分、スピードもグ~ンと伸びたようで、うまく交わして8~9番手で2番ポスト通過。
真後ろにポイントリーダーが、しっかり直人に付いて走っている様子。
1周目で、なんとしても前に遅れたくない!って感じで、左右にラインを変えながら前を追いかけていましたね~
1周目・・・6番手。
トップはCRF150の太一君。
スタートからホールショットで飛び出して・・・すでに安全圏に逃げているような状態でしたね~
この様子を見て、こりゃ~トップまで追いつくのは不可能だな~・・・って、直感。
そのぐらい乗れてる様子でした。
距離をおいて2番手。
また少し距離をおいて3番手と・・・トップ3台が、前半から逃げ出しちゃいました!
かなり直人にとっては、苦しいやばい展開でしたね~
前日の練習&公式練習でも、この3台は調子の良い走りを見せていましたからね~
この位置を走ることは、予想できました。
2周目・・・4番手。
5番手にポイントリーダー・・・相変わらず、直人の後ろにピッタリマーク!
危険な匂いがプンプンで、こっちもかなり緊張して見守り&応援です。
3?4?周目・・・トップの太一君、奥のジャンプセクションでチェーントラブルにて大きく順位を落として・・・いや~しかし、もったいないですね~
さらに1台をパスして・・・直人は、2番手に浮上。
このあと少し状況が変わりだしました。
直人とポイントリーダーとの差が開きだしたんです。
かなり必死に前との差を詰めようと、頑張ってる走りを見せていた直人に対して、無理をしていないように走ってる?って感じました。
終盤・・・トップとの差が着実に詰まってるんですが・・・
こりゃ~いくらなんでも時間切れだな~?
ま~このまま2位キープか?って感じの距離でした。
そんなことを頭の中で考えていると!
後ろでは、2台の3番手争いが始まってました。
正直、気になって直人の走りよりこちらを見ている方が長かったですね~
コーナーで並び、立ち上がりでストレート勝負をしてましたから・・・
この3番手争いの結果次第て、直人のチャンピオンがかかってるわけですからね~
本音を言えば、申し訳ないですが、相手のライダーに頑張れ~って感じでした。
ポイントリーダーが3位でフィニッシュすれば、直人のシリーズチャンピオンが1ポイント差でありません。
このまま2位でゴールって感じの流れでしたからね~時間的にも。
そ~なると当然ですが、今回のレースでのシリーズポイント争いを知っている方々は、かなり注目して、このバトルを見守っていたんじゃ~ないでしょうか?
さらに様子が変わり・・・
L1その前の周・・・後半ぐらいから5番手も追いつき・・・3番手争いのバトルが3台になり・・・さらに激しさを増している様子。
最終戦ならでわの・・・見所となっていました。
ま~本当に私の心境は、ドキドキしてましたね~
でも正直、この後半戦のバトルはポイントリーダーが、絶対にうまく2台を押さえて3位だろうな~って、感じている部分もありました。
いよいよ・・・・L1。
直人は、最後まであきらめる様子もなく、頑張っていましたが・・・状況は、そのまま単独2位走行で・・・安全圏。
奥のジャンプセクションでちらっと見えた・・・3番手争い。
あれ~順位が変わってるぞ~~~?
何があったんだ~~~~~~?
4番手が3番手に。
5番手が4番手に。
3番手が5番手と、並びが変わって・・・
見ているこっちは、見えないセクションで何が起きてたんだ~?でした。
大ジャンプ・・・直人は後方で起きている状況が見えてない様子でした。
周回遅れを、パスして・・・
3番手争いを知らない直人は、そのままうなだれながら・・・2位フィニッシュ。
本人の話:あ~負けた~終わった・・・って思ってゴールしたそうです。
コースアウトした直後・・・横にいたパパさん達に”チャンピオンおめでとう”って言われて、ゴールポスト方面を見ると・・・
あれ~~~~~~どうしたの~~~~~?
なんでこんなに順位が変わってるの~~~~?
で瞬間、状況が理解できなかったんだそうです。
周りの方々からの祝福の言葉で・・・あ~俺チャンピオンになれたんだ~って思ったようですね。
私自身も、最後の最後で・・・このようなレース展開になることを予想できませんでした。
ポイントリーダーの走りからして、かなりしっかり各コーナではガードしているように見えた分、本当に驚きましたからね~
自力での優勝が本当に無理だった分、周りからの祝福の言葉は・・・感動以外の何者でもありませんでした。
直人は、”絶対に俺は勝つよ・勝ってみせるから”と、何を根拠にしてるのか?って感じの、相変わらず強気発言をファミリーの方々にしていたんですが・・・
本当にその通りになると・・・精神的にも直人自身・・・このレースで、諦めることなく最後まで一生懸命走ったことが、シリーズチャンピオンの道につながったようにも感じています。
スタートが悪かった様子から、かなり苦戦するだろうと感じたレースでしたが・・・
終わってみると・・・2位と、かなり上出来な結果だったのではないでしょうか?
2012年 MFJ関東モトクロス選手権のシリーズを通して。
開幕戦での背骨の圧迫骨折で始まり・・・早々に戦線離脱ポイント!
当初は7月まで・・・その後は、キッズのみ戦う予定でした。
第2戦以降・・・確実に表彰台に上り、勝沼では初の優勝を上げることができました。
ポイントも大きく取れて、予想以上の前半戦の結果に”最後まで出させてよ~”と、直人に懇願されて・・・怪我も無く、フルに参戦することができました。
2戦目以降・・・すべて表彰台に乗れたことは、本当に良かったと感じています。
KID65で、タイトルを狙った時、大先輩パパに教えていただいた大切なこと。
今年も85クラスでのタイトルを狙い、そのことを心に思い・守り、どんな時も戦ってきました。
関東戦は、優勝回数を見ると少ないものの、結果的には確実に走ったことが勝利につながったのではないでしょうか?
最後の最後での大逆転で得た、このシリーズチャンピオンの裏で、直人に対して愛情を注いでいただいた応援者の皆様・チーム&ファミリーの皆様・またレース活動を支えてくださった企業・個人のスポンサーの皆様
皆々様のおかげで、今年のMFJ関東選手権・無事にフル参戦させていただき、このような結果で終わることができましたことは、親としまして心から感謝すると同時に、良い思い出をいただけたと感じております。
今年もまだ、大切なレースが2戦残っています。
この2戦も、良い結果が報告できるように、家族で頑張ってきます。
気持ちを緩めることなく、最後まで・・・一生懸命
MFJ関東&レース関係者の方々・参加の皆さん~
1年、ありがとうございました&お世話になりました。