キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

CRF450Rエンジン整備・・ピストン交換?

2015-10-21 15:09:09 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

    2015年10月21日(水曜日)


    最終戦GP大会に向けての整備をしています。

    昨日はMRIの検査のため、会社をお休み!

    検査&村尾先生の病院以外の時間は・・・朝の9時からFFFで作業をしていました。


    


    実は直人から、日曜日の1本目が終わった際に、サスの症状&エンジンパワーに関しての話があったんです。


    その内容は・・・・


    何だかいつもよりキックが軽くなったように感じるんだけど?


    走ってる時に、パワーが落ちてるとまでは感じないけど・・・?


     オイルフィルターを、エンジンオイル交換の際には必ず一緒に交換しています。


    その際には必ず、フィルターの付着物を調べてから捨てているのですが・・・?

    前回、バルブクリアランスをチェックした時、ややEX側のクリアランスが広がっていて・・・・色々とそろそろかな~?とは感じていました。


     できれば最終戦を無事に終えてから・・・・が、メカ心!


    直人からの意見もあり・・・


    月曜日の夜から作業開始!


    早々にヘッドを開けて・・・チェックしたんです。


      案の定・・・バルブクリアランスは、EX側が規定値をオーバーしていました!

   この450になってからは、初の!シム調整です。

それだけでも250と比べると、本当に手がかからないCRF450Rと感じますね~


    ヘッドを外している状態でのシム調整は、本当に楽ですよね~~~!


    専用の台に固定して・・・


    そうそう・・・


    450は250と比べると、IN側のシックネスゲージを入れてる状態が、エンジンに固定している時の状態では・・・まったく見えません!


    指先の間隔だけで、状態を理解します。


    こんなの1つぐらい?・・・って~思う人もいるでしょうけど、これが実に精神的にもイライラした作業になっちゃうんですよね~俺のような性格では!


   さ~次の問題は・・・ピストンの状態です。


    ピストンの交換は、これで2回目!

    ちょっとしたアクシデントがあって・・・納車後、早々の交換だったので!


    実質上の初交換・・・か~?


    450の短いスカートの下側は、交換しよ~よ~って、言ってるぐらいのテカテカ状態でした~!


    新品のピストンと、シリンダーに入れ比べた状態でも、確実に首振りが大きくって・・・


    通常ならば・・・新品に交換するのは当然なのですが・・・


    弱っているピストンリングのみを交換として・・・

    後はカーボン除去だけで、GP大会後にエンジンを下してのフルO/Hをすることにしました。


     昨晩・・・


    とりあえずリングを新品にしてシリンダーに収めてみたんですが、思った以上にピストンのガタつきが抑えられたようで安心して、GP大会は走れそうだな~と感じました。


 本来ならば、え~それで走らせちゃうの~?という方も多いと思うんですが・・・!


    状況を自分で見ているので・・・そこは、普通のバイク屋さんの判断とは違うと思います。


    250だったら、話は別で・・・絶対に交換したでしょう。


    タイムが、これじゃ~出ないでしょうからね~

    それに直人からも、走った後から文句がでる可能性もあるし?


      元々450は、パワーが有り余っているモンスターと感じます。


    燃料系をいじらなくても、あれだけ上り坂でDOHC車を抜けるパワーがあります。


    若干、元通りにならなくっても・・・これだけ首振りが抑えられれば、1レースは余裕で走ることができると確信しています。


    あ~そうそう・・・念のためですが!


    シリンダーブロックの状態を見ての判断ですよ~


    シリンダーブロックの状態によっては・・・さらにシリンダーブロックの表面状態を悪くする危険性がありますので・・・・そこはご注意を!って感じです。


    長年の経験がものを言う、レーサーのエンジン整備!


    GP大会後は・・・全バラの予定で!

    我が家は来年も、この2014年式CRF450Rにこだわって戦います。


    さ~~~~まだ整備が残ってるんですよね~~~~


    今晩もFFFか~~~~