2018年8月10日(金曜日)
術後、切った骨・組織などからの出血や、今回の処置をした硬膜から、にじみ出てくる髄液を、体の外に出すために付けられているドレーン(チューブ)。
そのドレーンのバッグに、貯まる血液量や髄液量をこまめに看護士さんがチェックしています。
また、夕方?夜?には、手術に立ち会った先生方が、かわるがわる見に来ては、直人の様子を聞いています。
術後は、血液量が上回っているために・・・真っ赤。
しかし・・・
時間の経過とともに、出血量が少なくなると・・・透明感が増してきます。
髄液は・・・水のように、透明な液体だからです。
術後、先生からの報告でも、予想以上に空洞症部分から流れ出てくる髄液の量が多く・・・
その外側の硬膜を縫い合わせても、縫い目からジワジワと出てきちゃうんだよね~?
ってなことで、主治医の方も・・・少なからずとも、髄液の多さに次の手を考えているようです。
昨晩ですが、やはりバックに貯まっている量を確認しに来た際・・・・助手の先生。
”今、首の根元からドレーンを引っ張ってますけど、やはり昨日と比べて見ても・・・量が減っているとは思えないので、谷口先生とも話をしたのですが・・・
次の手として、腰髄のL5番ぐらいの場所に、追加でドレーンを入れて・・・
首から出てくる髄液の量を調整してみようか?と・・・考えてます。”
元々、埼玉医大でT6の下からSSシャント術で、1本入っていますけど・・・?
それを、無視してって~ことですが?
じゃ~また、リオペですね~?
”現在こっちでは、そのチューブがちゃんと仕事をしていないと考えてますから、松本君の場合は、胸から下の麻痺があるので、全身麻酔をして手術って~大げさなことではなく、処置が可能と考えてますから、あまりご心配には及びません・・・”
あ~そっか~、そもそもまったく感覚の無いエリアってことね~~~~
正直、納得していながら心の中は微妙です。
早ければ明日の土曜日にも、腰からドレーンを追加することになりそうです。