2018年8月14日(火曜日)
昨日の昼12:05に、直人からのメールが来てました。
”ドレーン抜けたよ”
これだけ・・・
親としては、先生が他に何か言ってなかったかとか?
普通は、気になりますよね~?
質問すると・・・・”なんも”
実に毎度毎度ですが、シンプル・・・・・・・
なぜ、この親に・・・
ここまで無駄口を、まったくたたかない子供が?
親子と言っても、性格はお~違いですね~
昨晩ですが・・・
事故後、こちらからお電話をさせてもらって、久しぶりにお話しをした遠方のパパさん。
どうやら足に怪我をしたとの情報が、飛び込んできたんで・・・・!
お見舞いの連絡!
こんな時、共通で言われるのは、皆さん最初の一言・・・なんて言えば?ど~話しだせば?で・・・・内容が?怪我が重すぎて・辛くって、電話がかけられなかった・・・と。
前にも書いたのですが・・・
同じ立場になれば、自分もそ~感じるからこそ、最初の会話を重い雰囲気にしたくないと!常に心がけています。
相手の方が、心の中で考えていること・・・
話し方や、いつもと違う声のトーン・・・
敏感に察してしまい、そのような辛い心中をさせているって感じる瞬間が、実はメチャメチャ辛いです。
それでも、いろんなことを話した後は、体の中から何とも言えない安心感に、包んでもらったようで・・・うれしさで!ですよ~涙が止まりません。
以前に比べて、時間の経過が自分を強くしてくれているのでしょうか?
ところ構わずで・・・
突然電車の中で、同年代の男の子やカップルの楽しそうな姿を見ると、涙があふれ出てきて、まわりの人に気が付かれないように、小さなタオルで汗を拭きとるように目を押さえ続け、必死に嗚咽しないように我慢することが、かなり少なくなりました。
それだけの怪我を、してしまったのも事実ですが・・・
ここ数日、いろんなことを考えながら、直人の病室で直人の姿を見つめています。
脊髄損傷・・・本当に今までの人生でここまで、地獄に突き落とされたと感じたことは無かったですね・・・
嫁・娘には、本当に申し訳ないことですが、頭の中では直人が、こんな人生行きたくないと感じ、もし願っていたら・・・絶対、直君一人ではいかさないからね、心配しなくていいよ、怖がることも無いよ・・・と、心の中で覚悟を決めて、いつもつぶやいていました。
ですが・・・心と裏腹ですが、心配で心配で顔が見たくなるんですよね~
あ~よかった~今日も無事、生きてる~~~と、安堵感とよろこびを感じていました。
前にも書いたように・・・
直人自身が、小さい頃からず~~~っと、言っていたのが・・・
もし怪我や病気で、一生車椅子生活とか言われたら・なっちゃったら・・・
そこまでして、生きようとは想わないな~俺は・・・
それに、周りからの障害者って~目線にも耐えられない・・・
よく車での移動中に、こんなことを言っていたことを、不思議なぐらいに思い出してましたね~最初の埼玉医大の入院中は。
神経難病の、脊髄空洞症との宣告後・・・
実は、かなり軽く考えていました。
脊髄損傷だけでも、辛く悲しい状態に・・・何か頭が、拒否反応をしてたんでしょうかね~?
埼玉医大で手術をすれは・・・速退院で!
元の生活にもどれると、な~んも疑うことも無く・・・でしたね~
入院生活が、予定より1ヶ月・・・2ヶ月と伸びて?
直人の様子も、ちっとも良くならないどころは、感覚障害まで出始めて?
難病の中でも、さらに症例が無い宣告・・・今の現実の地獄に、落とされた瞬間でしたね~
この時を振り返ると、嫁にど~話すか?ど~説明すればい~のか?と、考えながら号泣して車で帰った記憶が忘れられません。
脊髄損傷をした時より、先の不透明さを強く感じた時期でした。
今は、本当に神経病院に転院して・・・
谷口先生の手術を受けて・・・
術後の困難を、直人自身も乗り越えてくれて・・・
確実に良い方向へと、進んでくれています。
体の管が、全部外れて・・・
首の固定は、まだまだですけど!
退院へ向けての、うれしい一歩です。
1日・1日、しっか食事でカロリーを取って・・・
体力回復を願ってます。