キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

車椅子テニス体験会に参加

2018-11-05 16:10:26 | 日々の様子や出来事

2018年11月5日(月曜日)

 

昨年、国リハの退院後に、PTの先生から誘われた、車椅子テニスの体験会。

隣町の小平市(ブリジストン工場内のコート)で、また有るとの封書をいただいてました。

 

退院後、行けるかな~?で、申し込みをしていました。

 

で、午後からの部に行ってきました~

我が家から、車で5分!

 

敷地内の奥のエリアには、予想以上に大きなスポーツ施設があり、社員の方々&ご家族の方々でしょうか・・・?

沢山の方々が、さまざまなスポーツ&トレーニングに、汗を流していました~

 

元々、芝のコートだった2か所を、今回のイベントに間に合わせ、コート床の改装工事をしたんだそうです。

 

ど~りで!

とてつもなく、綺麗で・・・本当に、環境の素晴らしさを感じましたね~

 

ちなみに、隣にも数か所のコートがありますから、かなりの人数でも、テニスを楽しむことができるんじゃ~ないでしょうか・・・

 

また、ブリジストンの社員の皆様方が、ボランティアで・・・

参加者以上に、沢山、お手伝いしてくださる・・・・待遇の良さ!

あいにくのお天気で、午後の部がはじまる前に・・・

振っていた雨の処理が終わらず・・・

コート待ちとなりましたが、現役の車椅子テニスの選手の方&監督さんのトーク・・・

 

参加者からの質問などでは・・・

試合前のモジベーションや、緊張しない方法など・・・!

直人も、ニヤニヤしながら聞いてました。

 

前回の体験会も、かなり経験者だな~?と、感じさせる方々が、多く参加していたようですが。

やはり今回も、マイテニス用車椅子持参!で、こられてる上手な方々がいましたね~

 

2コートを、経験者・初心者で、今回も分けて・・・直人は、初心者クラスで参加!

車椅子テニスで、大事な基礎を教えてもらいます。

 

外から見ていて・・・

一番、感じた印象は・・・

 

経験者との、車椅子の扱い方。

とくに、切り替えし・方向転換からの加速、この2つが強烈に皆さん速い・・・

とにかく本当に、おどろくぐらい素早く・・・

的確にボールが来るところを予測して、動いてる感じが見ていて理解できます。

 

モトクロス用のグローブをして、始めたのですが・・・

手が滑って、逆に動き辛いと・・・

ゴムの滑り止めが付いたグローブをいただきましたが・・・

ラケットを握りながらで、車椅子もこいだり、操作したり・・・

その間も当然ですが、できるだけホールの方向や、相手の動きをきにして(動きながら後方も意識する)素早く動く・・・

これが、経験不足からでしょうか?

メチャメチャ遅い!

もつと言わせてもらえば・・・・超~~~~ドンくさいレベル!

 

え~~~こんなに直人は動けないんだ~~~?

 

率直な感想です。

 

なもんで!

打ち返す以前に・・・

ボールにとどかない!

間に合わない!

空振り!

 

本人も、かなり悔しがっている様子でしたが・・・

こりゃ~モトクロスのようにはいきませんね~

コースサイドで、見学している際には・・・

”松本 直人君のお父様でいらっしゃいますか?”

と、主催者であるブリジストン様の関係者の方々に、声をかけていただきました。

 

皆さん直人が、2回目の参加って~ことに、よろこんでいただいているようで・・・

 

”直人君が、このような体験会で、テニスを好きになってくれればうれしい・・・”

 

”スポーツ選手として、本格的にテニスに進む気は、本人にあるのかな~?”

 

と・・・

いろいろ質問されましたね~

特に、この2回目までの間に、他にもこのようなスポーツ体験に行ったのか?

何かスポーツをされたのか?してるのか?

 

1回目の体験会後、脊髄空洞症になってしまい、まだ退院後2ヶ月弱と説明し・・・

 

今は、再発をしないように検査を続けていること・・・

体調優先で、リハビリ&トレーニングを当面は、優先して生活をすることなどをお話ししました。

 

さすが、ブリジストンさん・・・

2輪レースに関わらず、4輪レース関係者での、車椅子事情も聴いたりして・・・

 

 

 

今は、これといって発表できるものがありませんけど!

大きな企業様のバックアップは、今後の直人の人生においては、今まで頑張ってきたモトクロスの世界以上に、必要となることは確実でしょう。

 

脊髄損傷からの、脊髄空洞症を乗り越え・・・

 

自分自身が、勝負すると決めた世界で、チャレンジすることになっても、企業様のスポンサー?

障害者雇用としての、専属スポーツ選手契約なのか?

 

21年の人生経験を、最大限に生かせる何かを?

 

どんなご縁で、輝かしい人生にするか?

 

今は、このような体験会が・・・直人にとって、本当にありがたいイベントと感じました。