キッズモトクロス参戦記 2005年~(IAライダー直人)

チェアスキーのオフシーズンや、モトクロス以外の話題も書いています。

harris F1のレストア作業

2019-09-03 15:26:26 | バイク・車(トランポ)・トレーラー整備

2019年9月3日(火曜日)

 

ここで!またまたハリスの復活!作業レポートです。

今日は、リヤブレーキ&マスターシリンダー・・・

1度、ブレーキオイルを綺麗に抜いて・・・

新しいオイルを入れてからのエアー抜きでしたが!

圧が上がる気配がない?

そこで・・・

マスターシリンダーのO/Hとなりました!

 

中のピストンシリンダーを抜くと・・・

あ~~~~こりゃ~~~~OUTだ~

ゴムの劣化でガビガビ!って・・・

なかなかひどい様子で、交換となりました。

で、品番からパーツを調べるためにブレンボのパーツ検索。

なんと!パーツが古すぎて品番が出てこない・・・

色々と検索したんですけどね~

たどり着けませんでした~

 

そこで・・・

ブレンボといえば、コーケンさんですよね~

 

直人のモトクロス参戦中は、アルマイト加工で、本当にお世話になったありがたい会社様です。

 

http://www.kohken-direct.com/

 

シリンダーのプッシュロッドの形状が違うのですが、そこはカスタムの仕方次第で!付けられるように加工するのが面白いんですよね~

 

速攻で注文しました~

元々、マスターシリンダーが付いていた位置からでは、スムーズな動きが難しいので、1枚このようなステーをアルミ材で作ることにして、フットブレーキの角度も今まで通りに使えるようにします。

材料は、もちろん!

FFFの廃材から探し出して!

7075材の3mmを使いました。

 

位置の変更に伴い、今まで使っていたロッドでは長さが足りません。

新しい物を製作する必要が有ります。

で!

またまた廃材を探して・・・

アルミ材52S・6mmの六角棒を見つけました~

お約束の旋盤作業となり・・・

これに、ピロボールを入れるネジを左右に切ります。

片方は、逆ネジ用タイプのポロボールを使うので!この作業での注意点です。

ま~ざくっと!こんな感じですね~

その間に、リヤブレーキの方にも問題がないかを調べます。

写真を撮り忘れちゃったのですが、リヤブレーキはAPロッキード・4Potキャリパーを逆(フローティング仕様)にして使っています。

 

こちらの状態は、ベスト!使用には全く問題なさそうでした。

 

ブレーキホースもOリングを交換して組み直し・・・再度、ブレーキオイルを入れます。

 

さすが!新品ですね~

 

あっと言う間に、圧がかかり・・・

かなりベストな状態に戻すことができました~

 

自分のイメージなのですが・・・

ブレーキマスターシリンダーに関して。

イギリス製のAPロッキードと、イタリア製のブレンボの違い。

APロッキードは、圧のかかり方がダイレクトで、強烈なストッピングパワーのイメージですね~

それと比べるとブレンボは、繊細なブレーキ操作が可能で、力加減の調整がダイレクトでしやすい(扱いやすい)イメージですかね~

 

まさしく、ライダーの好みで選べるアイテムではないでしょうか?