花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

ありがとうございました(^^)

2015-04-16 23:57:47 | 仕事
お久しブログです
ふと気が付けば、桜も散り新緑の季節となっています

怒涛の卒業・入学シーズンを何とか乗り越えました
そして、今回は色々と考えさせられたシーズンとなりました

卒業シーズンの幕開けは、仕事をお願いしている着付けの先生のお父様はお亡くなりになったことから始まりました。
ほぼ毎日仕事をお願いしていて、悲しみの中1日も穴をあける事無く、仕事を遂行して頂きました
お父様とゆっくり過ごしてもらいたい、でも卒業シーズンで着付け師さんは皆忙しく他に仕事を代わってもらえる人がいない・・・
そんな中、仕事をお願いしなければならない事に罪悪感を感じていました
「仕事をきちんとやり遂げるのが父の教えです」という先生の仕事に対する姿勢に頭が下がる思いでした。
本当にありがとうございました。感謝の言葉しかありません。

4月に入ると、今度は子供がめずらしく発熱それも39度超え
「まさかのインフル?????」と大慌て
休日夜間診療の病院に連れ行くと、そこにいたのは偶然にもかかりつけ医の小児科の先生で驚きっ
結局インフルではなく、風邪という事でしたが、熱はなかなか下がらず
毎日仕事が入っていで、ダブルおばあちゃんsに「HELP」をお願いする事に・・・
二人のおばあちゃんが連日交代で見守りに来てくれて、無事に乗り切る事が出来ました
またまた感謝感謝です

そして・・・
突然訪れた、悲しいお知らせ

いつもお仕事をお願いしている着付けの先生が亡くなられたという一通のメール。
読んだ時に、訳がわからず、すべての思考回路が停止しました。
それも3月に体調不良で入院されたばかりで、「元気になってお会いできるのを楽しみにしています」とのメールをいただき、退院されるのを本当に本当に本当に楽しみにしていました。

身近な人の「突然の死」ってこんなにも受けいられないものなのだと初めて知りました

几帳面でまじめな性格があらわれている美しい着付けをされる先生。
仕事熱心で、毎回お仕事の度に自分の技術について反省していた、向上心のある素晴らしい先生。
日頃もお着物でお仕事をされていて、とてもとても上品で優雅で美しいお着物姿の先生。

夢に出てきてくれないかな~・・・
幽霊になって出てきてくれないかな~・・・

仕事をしながらずっとずっと考えていました
せめてもう一度だけ会ってお話したかったです。
そして「ありがとうございました」と心からお伝えしたかったです

本当に本当に本当に、ありがとうございました。
先生と過ごした時間は絶対に忘れません

先生の思いも引き継いで、一生懸命仕事に励もうと誓ったのでした。

たくさんの「ありがとう」でこの仕事をさせてもらっているとしみじみ感じました。
今、生きていることに感謝して、1日1日過ごしていきたいと思っています
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