このブログを読まれている皆さんは既にリタイヤされているか、今は働いているが、早く仕事を辞めて、早期リタイヤやセミリタイヤをしたいと思っている方が多いと思います。
始めに、人生の目的は「どれだけお金持ちになるかではなく、いかに楽しく過ごせるか。」だと思います。
だからと言って、お金は要らないのかと言われると、そうではなく、楽しく人生を過ごすために、お金はある程度は必要ですよね。
僕の場合は、お金(自分の貯金)があったからこそ、そのお金でアメリカとオーストラリアに合計6年も留学ができ、英語が話せるようになったり、オーストラリアで教員免許を取ることができたりしました。今、こうして皆さんにブログを通してお話できるのも、40代から老後の蓄えを始めたので、早期リタイヤができ、時間がたっぷりあるからです。
この冬(6月ー9月)は家族やスキークラブの仲間とのスキー旅行をいくつか予約していて、とても楽しみにしているのですが、これもお金と時間に余裕があるからです。
どうして僕にこのような事ができるのでしょうか。普通の56歳の中年男性はまだまだ働き盛りで、あと10年ぐらいは働きたい、或いは、あと10年は働かないと老後が不安だと考えている人が多いのではないでしょうか。
それで今日からは、どうして28歳でオーストラリアに留学に来たプータローが55歳で早期リタイヤできたか、どうやったら普通の人が20歳から65歳までの45年間働くかわりに、25年ぐらい働いてリタイヤできるかについて、僕の経験をお話したいと思います。
もちろん、仕事が大好きで出来る限り続けたいという人はたくさんいると思います。僕の妻もその一人で、週に2日ほど、カジュアル(不定期)2日はパートで特別支援学校で働いています。仕事で子供達に会えるのが楽しいらしく、趣味のような感じです。
実は僕も仕事はかなり好きで、給料の為に働いているという感覚は全くなくて、仕事は、お金とは全く関係がありませんでした。仕事が終わると「あー、今日も仕事が楽しかった。これなら給料がもらえなくてもボランティアでやるかも。」と妻に言っていたぐらいでした。
実際、2週間程前に元の職場で人手が足りないからと言われたので、2日間アルバイトで行って来たぐらいで、ボランティア感覚で楽しむことができました。ただ、その職場でコロナを貰ってきてしまい、昨日まで自宅隔離になってしまいましたが。
直接の退職理由は、オーストラリアでクロスカントリースキーと言う趣味を始めてからは、「思う存分、平日もスキーをしたい。週末だけでは足りない。特にオーストラリアのスキーシーズンは3か月くらいしかなく、短かすぎる。仕事を辞めればいつでもスキーに行ける。」ということで、スキーの為に退職してしまったのです。
もちろん、老後の資金ができたから、というのも大きな理由のひとつです。僕がこの世に残された時間は、上手く行っても残された時間は30年くらいしかないし、よく言われる健康余命(健康でいられる時間)に至っては、もっと少なくて、あと20年くらいしか残っていません。元気にスキーで走り回れる時間はどんどん少なくなっています。それで、思い切って退職しました。雇用主からの、「来年の計画はどうしますか。」のメールに、「来年は退職します。」の欄をティックしてしまいました。
誰にも気兼ねなく、天気の良い日はいつでもスキーに行けるし、いずれはリタイヤしなければいけないのだから、早く退職して、まだ健康で元気な時からリタイヤ生活を始めた方が、第二の人生を楽しめるのでは?というのが理由でした。
2020年の末に退職して、一年半が経ちましたが、後悔はしていません。ただ、仕事をしていた頃と比べて、人と話す機会が減ったので、週一くらいでアルバイトができればと思っています。
明日のテーマは貯金です。では明日のブログでお会いしましょう。
今日の写真は昨日撮った我が家の玄関口にあるもみじです。
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