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-Mind Feeling- 夢の話

2012年06月09日 18時50分51秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

かつて行った地に何故か再び行く夢を2日前に観た。しかも何故か高速バスで移動と言う何故に?であった。
今にしておもうと、すごろくやっていたみたいだったなと思うが。
降りるバス停をそのバスの運転に訊ねる形で、移動していた。行き先はもう10数年前に行った車の免許をとる教習所だった。私は合宿で免許をとった口なので、それがフラッシュバックしたか?である。えらい田舎町で、嘘だろ、的な所だったが。

しかし特に思い入れもなく、そんなこともあったなで終わったのを何故に今頃?な話である。
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-Mind Feeling- 冬の窓『謎の彼女X』より

2012年06月09日 15時28分03秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

これから夏なのに、冬の話はないだろうだが、『謎の彼女X』のワンシーン。話の設定は丁度、冬へ向かう途中と言うこともあって、正確には秋かも知れないが、そんな日のシーン。灰色の暗い窓の向こうは雨、と言う所である。
冬の雨は冷たく寒い。その所為だろうか?そんな日は、夕暮れ時になって、窓の向こうから漏れてくる部屋の灯りに暖かいものを感じる。そして、暖かい部屋の中から見る窓の向こうの灰色空には、不安や恐怖心はあるものの、どこか落ち着いたものを感じられるのは部屋の中にいるからだろうか?
話の中身とは、全然関係ないが、この話の画像のワンシーンを観たとき『冬の窓』と言うタイトルで話を書きたい、と思ったので形にしてみたが意味不明になったか?
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-トレイントーク- 新しい車両メーカのシール

2012年06月09日 15時16分02秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59

「東急車両」が「総合車両製作所」に生まれ変わって時間が経過しているが、車両メーカのシール、どうなるのかな?と気になっていた矢先、京浜急行の車両にラベルされたものをとらえたが、特にかわった特徴はないな、と言う所。東急車両と言う名前がなくなってやや淋しくはある。汽車会社とか帝国車両とかなくなって行った車両メーカはあるが、東急車両までもがその流れに消えて行くとは思わなかった。10年くらい前に、もしかしたら…と言う単なる噂話が本当になるとは思いもしなかった。また新会社になるにあたり、名前がどうなるかも気になっていたが、無難な形になって良かったなと思う。
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-トレイントーク- LTD Rapid/Rapid Express

2012年06月09日 14時58分23秒 | 急行特急TH発2007年→2019年5月1日AM11:59


都営浅草線の光景のひとつ。上段の
LTD Rapidエアポート快特で下段は快特になるが、“LTD Rapid”はどうもいただけない。かつては“LTD EXP”と表現されていた筈。全角文字が使われて、強調の意味もあるんだろうが、どうも首を傾げてしまう所。やるなら“RAP LTD”のが良さそうなものである。快特の“Rapid Express”どうも不自然な感じがするが苦肉の策感は大いに感じられる。素直に“KAITOKU”で良いような気がする。京成方面行の快特が“Rapid Express”なのは、快速があるので、まだ解る所だが、快特と快速、似た発音の為、聞き間違いが起きても不思議ではないけれど、押上まで各駅停車だからあんまり関係ない?なレベルかもである。
余談になるが、印旛日本医大が、駅によって「いんばにっぽんいだい」と案内されるのは気のせいだろうか?あれは「いんばにんいだい」が正しい。
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『つつじが咲く頃の誕生日プレゼント -つつじが丘3丁目物語-』

2012年06月09日 13時08分59秒 | 物語・小説
この物語の登場人物は『つつじヶ丘3丁目物語』『全てが灰色の時』にあるもの、そのままに語られる。


『つつじが咲く頃の誕生日プレゼント -つつじが丘3丁目物語-』


--もうすぐ谷村との付き合い始めて1年か--
ある時、耀はカレンダーを見てそう思った。
去年、高1の時に知り合った、彼女なのか単なる友達なのか、耀の中ではあまりはっきりとはしていなかったが、谷村から、好きだよ、と言われ、今も付き合いは続いている。だがしかし、元々、教室の端っこ族の存在の耀としては、谷村と言う存在は有難いものの、自分の所為で彼女を教室の端っこ族に追いやってしまった事は引っ掛かっていた。谷村が、いくら、気にしていない、と口にしても、それを耀は素直に受け入れられないでいた。
高校2年に進級して、谷村とクラスは変わるだろうな、と耀は思っていて、学年が変わればこの「不透明な恋」とさえ言える付き合いは終わるだろう、と思っていた。谷村としては、クラスが別になったとしても、休み時間は、教室の外で会おうと前向きな姿勢でいた。
だか、結果は耀の予想を裏切り、また谷村と同じクラスになった。学年と教室のメンバーが変わっても、耀の教室の端っこ族の位置付けは変わる事はなかった。うわさ、風評と言うのは、瞬く間に広がるものである。
自分が嫌われるのはかまわない。だが、自分の所為で谷村までもが嫌われるのは見ていられなかったので、耀としては、谷村と同じクラスには成りたくなかったが別に彼女が嫌いと言う訳ではない。

--そう言えば、もうすぐ谷村の誕生日か--
桜の花は消え去り、若葉だけになり、雨の季節の足音が聞こえる頃に、谷村の誕生日はやってくる。
--何かプレゼント、送った方が良いかな--
カレンダーを眺めながら思うが、一体何をあげたらよいやら耀は解らなかった。


「おはよう、耀君」
朝の教室で、谷村に声をかけられた。先日の席替えで、耀の隣の席は、谷村になった。一年前再びの雰囲気で、谷村は日々嬉しそうだった。そんな様子を見るのは悪くないなと耀は思う。これまで、側にいれば嫌がられた口であったからだ。

--最近、良い感じに咲いてるよなこの花--
赤紫色の花と黄緑色の葉の組み合わせが良いなといつも歩き行く通学路に咲き誇っていた。その時、耀の胸の中で1つの考えが浮かんだ。それは……。


「何か気の利いたプレゼントを贈るには力が足りず、でも、何かしたい、何か、谷村の誕生日を祝福してあげたい、そんな時に、目についたのが、このつつじの花だった。花と言うより植木みたいだけれど。こんなもので立派に谷村の誕生日を祝えるとは思えないけれど、今、自分に出来ることはこんな事くらいしかないのを許して欲しい。勉強や運動が出来ると言う優等生には程遠く、だからといって明るく活発な性格かと言われればそうじゃない。クラスの嫌われて者な自分と親しくなってくれた事、本当に有難う。そして誕生日おめでとう。 牧原 耀」


谷村の誕生日を迎えた日の朝一の講義が終わった後の短い休み時間、耀は廊下の片隅にいて、青い空を見上げていた。
(本当にあれで良かったんだろうか?)
耀が想いを巡らしている所に、
「また、こんなところに隠れていたんだ、故意と?」
谷村がやって来た。「こういうの私、男の子からもらうの始めてだったから嬉しかった」
耀に彼女は便箋とつつじの花の小さな枝を見せた。
「耀君からの意外な誕生日プレゼント、有難う」
谷村は静かに優しくやわらかく微笑んだ。その笑顔を、耀はこれまで付き合った中で一番輝いて、一番可愛く思った。
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