Express塚村尚人「こんばんは、Expressの塚村尚人です」
Express雀宮朝輝「Expressのギターまたはベース担当の雀宮朝輝です」
Express松ヶ矢久屡深「Expressのキーボードまたはコーラス担当の松ヶ矢久屡深です」
Express低田寿「そして、Expressのドラムス担当低田寿です」
Express塚村尚人「はい。今夜もフルメンバーでお届けしておりますら、“Morning on”とタイアップするかの様になってる昨今です」
Express雀宮朝輝「我々は、“Interval skip”でも“Interval stop service”でもなく、“Express”です」
Express松ヶ矢久屡深「塚村さんが妙な事を言われますから、番組宛のメールに、隔駅停車の皆さんこんばんは、とか、急行でも隔停の皆さんこんばんは、なんて言うメールがありましたね。ダメですよ」
Express低田寿「確かに、曲描き作業は、インターバルスキップだったりインターバルストップだったりしますよね、塚村さん?」
Express塚村尚人「まま、ひらにひらに」
Express雀宮朝輝「曲描き作業をサボるもんですから、“Morning on”まで押しかけないとならないなんて、恥ですよ、耳心」
Express松ヶ矢久屡深「しかも、名前まで偽って出ると言う何十年前のギャグをやるなんて、塚村さんはそんな人だったんですか?」
Express塚村尚人「一応に、ここFM急特の番組のネタ切れとブログ『急行特急は行く…』のネタが切れてますので、すこしは耳心なこともせねば成らない訳ですよ」
Express低田寿「それでは、我々、Expressの品格が問われますよ」
Express塚村尚人「いんですよ、どうせ、架空イ為バンドなんですから。Expressだろうが、Interval skipだろうが、Interval stop serviceだろうが、話の体になってりゃいいんですから――あれ?メンバーが居ない
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「こんばんは。これはどうも、塚村様」
Express塚村尚人「こんな番組にまでお越しになるとは。で、残りの面子は?」
――突然、スタジオのライトが落ち、有名時代劇キャラクターのテーマ曲が流れる――
八丁畷同心海芝浦偽左衛門「その3人に会う前に、彼岸の裁きを受ける必要があるぜ」
辻斬りの効果音
Express塚村尚人の悲鳴「ギヤアアアアア」
――スタジオのライトがつき、有名時代劇キャラクターのテーマ曲は止まる――
Express雀宮朝輝「(棒読)あれえ、塚村さんは?」
Express松ヶ矢久屡深「(棒読)ん?ああっ、塚村さんがノびてるー」
Express低田寿「仕方ないですねえ。今日はここまでになります。またお会い致しましょう」
全「さよならー」