太陽と冥王星の中程にある場所に冥王星から来た猫と月から来た兎が現れたという。
猫は、兎に近づくと兎は近くにあった隕石に隠れつつも、猫が気になりしばらく様子を見ていると、猫は、やや焦りながらも兎が出てくるのを促すと、兎はゆっくりと猫に近づき、2匹は知り合ったと言う。
2匹はとりあえずその場所に留まり、兎がやがて猫を気に入り、猫も兎を気に入り、兎は猫にもふもふし始め、猫は、喉を鳴らし、(^q^)を垂らして兎に甘えている所に、インチキDJという札を下げた涼風鈴子と言うものが現れた。涼風鈴子は、(^q^)を垂らす猫をたいそう気味悪がり、きもっ!と悪態をつくと、兎の姿が目に入った。
「ん?どっかでみたことある兎だな」
涼風鈴子は、ポケットから1枚の捜索願を取り出して兎をあらためて見ると、
「間違いない」
と呟き、
「兎は月にお帰り!」
と涼風鈴子が言うと、兎は言った。
「兎は月には帰らないひゃー 」
兎は、涼風鈴子を蹴っ飛ばすと、再び冥王星猫に抱きつき、もふもふをし始めた。
「なに?兎を見つけた?」
兎に蹴られた涼風鈴子は、月に戻ると、イケメンで白馬の王子、白馬の公務員、白馬の若様と言う婚活リストナンバーワンの要素で構成されたキャラ、その名も白馬の3人組に、兎の居所を教えた。
「火星から来たことにされたインチキDJ涼風鈴子よ、よくやった。このわたしをいち早くその場所へつれてまいるのだ」
涼風鈴子が見かけたと言う兎は、月から逃げたした(そう言う設定に、筋書屋が勝手に定めた)兎だったよーだ。
「兎さん、そんな醜い汚い変態な猫とわかめして、私と一緒になりなさい」
涼風鈴子に連れられ、冥王星猫にもふもふしている兎のもとにやってくるなり、白馬の3人組は言った。
「兎は、月には帰らない ̄(=∵=) ̄ひやー。冥王星猫は、兎のものだ ̄(=∵=) ̄ひゃー」
と言って、冥王星猫にもふもふを続けると、冥王星猫は、(^q^)を垂らしてキモく醜い姿を白馬の3人組と涼風鈴子の前にさらした。
「猫きもっ!消毒!」
涼風鈴子は、身震いをして消毒液を冥王星猫に浴びせると、冥王星猫は、正気にもどり、冥王星に帰っていった。すると、これみよがしに白馬の3人組は兎に抱きついた。
「インチキDJ涼風鈴子よよくやった。もう火星に帰ってよいぞ」
腕の中でじたばた暴れている兎をよそに涼しい顔してそう言い、お代を涼風鈴子に渡すと、涼風鈴子は、「まいどあり」と言って、火星に帰っていったという。
(ーーーとオチがつかないが、まあモーニングオンで涼風さんが棒読みすればまぁ1日の番組は終わるな)
筋書屋が椅子の背もたれでふんぞりかえると、そこににゅうっと手が伸びてきた。
「をいっ、何だこの台本は?」
そこにいたのは、モーニングオンスタッフXYZだった。
「えー、だってネタギレなんだもーん」
許してよ、とスタッフXYZに筋書屋は、甘えると、ハリセンがとんだ。
「ふざけんな、これのどこが番組の台本だ、有り得ないだよ、真面目にやれよ、真面目に」
スタッフXYZが筋書屋に、文句をつけると、筋書屋の頭上から白いものと黒いものが、落ちてきた。
「うがっ!!」
筋書屋がうめき声をあげた。そこにいたのは、モーニングオンでお馴染みの博士 ̄(=∵=) ̄と冥王星(=^・ω・^=)だった。
「何しに来た?」
とスタッフXYZが言うと、
「兎は、月には帰らない  ̄(=∵=) ̄ひゃー。冥王星(=^・ω・^=)は、 ̄(=∵=) ̄だひゃー」
博士兎は、そう言うと冥王星猫にもふもふをした。冥王星猫は、醜い変態どや顔して(^q^)を垂らすと、
「兎は、月に!猫は、冥王星に帰ってなさーい」
と涼風鈴子が現れかつ白馬の3人組が現れ、
「兎さんは、月ぃ(´;ω;`)」
そういって兎に抱きつくと、全員に雷が落ちて気絶した。落雷の主は勿論、スタッフXYZであった。
「いつまで厨二の病をやりゃあ気がすむんだお゛りゃあ」
と叫ぶと、筋書屋が書いた台本をビリビリに引き裂いた。
「嗚呼何てことを(´;ω;`)。せっかく書いた筋書なのに」
筋書屋は、嘆いたが、いくらスタッフXYZが筋書屋の書いた筋書を破ろうがこのオチのない、FM910発急行特急TH作厨二病ワールドは続くのであった。めでたしめでたし。
「何がめでたし、めでたし、だよっ!!」
と後日、筋書屋がスタッフXYZに涼風鈴子それにリスナー諸氏からクレームとハリセン、生クリームたっぷり皿をあびせられるのは、言うまでもなかった。