3日の午後からは草間台地で自然観察をしてきました。
そして、それらの全てをUPすると相当な内容量になるので、ここでは、その一部だけを・・・
草間の台地は広い範囲に二畳紀(ペルム紀)の石灰岩が見られ、その石灰岩に含まれる炭酸カルシウムが雨水などにより溶け出し、後に残った残留物(テラロッサ)が見られます。
分かり易く言えば、この赤土状の残留物(テラロッサ)は溶け残ったカス。
で、石灰岩から融け出た炭酸カルシウムは地中深くに出来た空間で鍾乳石へと変わり、カスとして残ったテラロッサは鉄やアルミニウムの酸化物だけが地表に残る。
また、このテラロッサの土壌は酸化物のために土は痩せて植物の栽培には向いていない。
が、昔の人々は、それを知っていたかのように刈り取った植物を画像のように、一度、束ねて乾燥し、その後に地中に鋤き込んだり、或は発酵堆肥にして土壌に鍬き込むという方法を取っていたとか・・・
いやぁ、先人の知恵っていうか、先を見通す力は本当に感服するばかりです。
そして、背の高い草に覆われて衰退したであろうのカノコソウは、こんな人の手の加わった環境があったからこそ草間台地でウスイロヒョウモンモドキと共に生き残ることができたのかもしれない。
で・・・
ナラガシワやクヌギなどで構成された林では浅黄色をしたウスタビガのマユ(ヤマカマス)が見られたり。
その足元では薄紫の美しいカタクリの花が咲き始めていました。
そして、石灰岩が長い風雨にさらされてできた、この羅生門や井倉洞など多くの奇岩や鍾乳洞などを訪ねる事が出来ました。
そして、それらの全てをUPすると相当な内容量になるので、ここでは、その一部だけを・・・
草間の台地は広い範囲に二畳紀(ペルム紀)の石灰岩が見られ、その石灰岩に含まれる炭酸カルシウムが雨水などにより溶け出し、後に残った残留物(テラロッサ)が見られます。
分かり易く言えば、この赤土状の残留物(テラロッサ)は溶け残ったカス。
で、石灰岩から融け出た炭酸カルシウムは地中深くに出来た空間で鍾乳石へと変わり、カスとして残ったテラロッサは鉄やアルミニウムの酸化物だけが地表に残る。
また、このテラロッサの土壌は酸化物のために土は痩せて植物の栽培には向いていない。
が、昔の人々は、それを知っていたかのように刈り取った植物を画像のように、一度、束ねて乾燥し、その後に地中に鋤き込んだり、或は発酵堆肥にして土壌に鍬き込むという方法を取っていたとか・・・
いやぁ、先人の知恵っていうか、先を見通す力は本当に感服するばかりです。
そして、背の高い草に覆われて衰退したであろうのカノコソウは、こんな人の手の加わった環境があったからこそ草間台地でウスイロヒョウモンモドキと共に生き残ることができたのかもしれない。
で・・・
ナラガシワやクヌギなどで構成された林では浅黄色をしたウスタビガのマユ(ヤマカマス)が見られたり。
その足元では薄紫の美しいカタクリの花が咲き始めていました。
そして、石灰岩が長い風雨にさらされてできた、この羅生門や井倉洞など多くの奇岩や鍾乳洞などを訪ねる事が出来ました。