
これから寒い季節だというのに暖かい飼育棟の中では複数のエレファスゾウカブトが昆虫ゼリーを奪い合ってガサゴソと音を立てている。

そして明後日からは12月って事もあって正月を前に飼育棟の中を少しだけでも“おかた”しておきましょ!と飼育コンテナの整理をやってたら大きな蛹がゴロンと出てきた。
はぁ?
異常とも言える今夏の暑さでイッちゃったとばかり思っていたのに・・・・ 生きてたんかい!

そうと分かっていれば蛹化を前に専用のケースへと引っ越しさせてたのに・・・
蛹室のキャパ不足でツノの先が曲がってんじゃん!

そして・・・・
幼虫を投入したものの菌糸ボトルに食痕が見られないことから、菌糸に巻かれて死んでしまったと考えたCherryは少しでも菌床が新しいうちにカブトムシの幼虫に食べさせようとボトルから床を掻きだしていたら・・・・ ん!?
ポコッ!と穴が開いて中でサキシマヒラタの♀が休んでた。

おまけに吊下げた吹き流しの中では羽化したチョウが舞ってるし、バナナセセリの蛹なんかも間もなく羽化してきそうな感じになってます。
ん・・・・
この季節になると何時も思うんだけど、この飼育棟の中だけは季節感ってものがありませんね。