錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

お行儀が悪いぞーーー!

2021年06月16日 | 昆虫・植物

今日の石画島は朝から良く晴れて、現在の気温は32.2℃。
そんなこともあって、ここ石垣市を含む八重山地方には熱中症警戒アラートが発令されて『外出を避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください』と周知放送されている。
でもねぇ、昨日の最高気温は32.8℃だし、そんな中で一日中、陽に干されながらメスアカを採ってたんだもんね。
まぁ、そんな話は別にして・・・・


今日は朝早くから、そのメスアカを使って強制採卵を始めました。
いやぁ・・・
熱中症警戒アラートが発令される中で大丈夫なのかなぁ?
いや、それよりも前にネットに産卵するなぁ‼


と、いうか・・・・
もう遅いけど
この調子だと、このメスは最後までネットに産み続けるな。
全くもって、お行儀が悪いんだから。
でも、産卵せぬまま終わられるよりはマシなので、これでも順調と受け取ってイイのかな?

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野生の王国かっ!

2021年06月16日 | その他の生き物
もう随分と前のことだけど・・・
ドキュメンタリー番組に『野生の王国』なんてテレビ番組がありましたね。
で・・・・
“ あぁ!あれね ”なんて直ぐに分かった人は、そこそこの御年の方かと....w
そして、そんなワンシーンに登場するような風景が波照間島にはある。
それが、👇これ。


野生の王国ならぬ山羊の王国かってね。
しっかし、この島でも至るところでヤギを見かける。
それも畑だけでなく、場合によっては車道のど真ん中で寛いでやんの。
で、昨日はロープの切れたヤギが道に出てたので車窓から“危ないよ、車に気をつけてね”と声がけして走りだしたらメェ〰〰なんて鳴いてCherryの車を全力で追っかけてきやがった。
いったい何キロ出てたんだろう?
もう、はっきり言って恐い怖い。
でもね・・・・


こんな微笑ましい親子もいるんだなぁ。
生まれたばかりなのかなぁ?
繋がれてもないけど、お母さんに寄り添ってらメェ〰〰なんて鳴いていた。
イイ 夢みろよ!


そして・・・
こちらは山羊の王国ならぬ和牛の王国....ww
もう随分と前になるなぁ。
レンタサイクルに乗り竹富島を走っていた時のこと・・・・
道の中央にデーン!と仁王立ちしている大きな牛が一頭。
昔はさぁ、有刺鉄線を張り巡らせた柵が潮風で錆びて、ところどころフリーになってたんですよね。
そこへ鉢合わせしたCherry。
暑さで汗をかいていたこともあってか、その牛はCherryに向ってノソノソと近づいてくる。
や・・・ やばい
危険を感じ取ったCherryは自転車を反転させて全力で立ち足漕ぎですよ。
すると、それに呼応するように牛も全速で追っかけてきた。
なんでだよー!
しかーし、島を訪ねた方だと分かるかと思うけど竹富の道って昔は外周路も白い粟砂だったのよね。
だから全力で自転車を立ち足漕ぎしても思うように前に進まない。
でも後ろからは牛が迫ってくる
お前に何か悪いことでもしたってかっ!
まぁ、その場は何とか逃げきったけど・・・
あの時に何かあってたら、それも交通事故扱いになったのかなぁ?ってね。
まぁ、今では笑い話だけど、あの時はマジで死ぬかと思いましたよ。
と、言うことで・・・・
波照間の海もイイけど、捉え方次第では島の中も楽しいですよ。

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狙うはメスアカ(後編)

2021年06月16日 | 昆虫・植物
さて、先の前編に続きタイトルにあるように『狙うはメスアカ(後編)』です。
そして、そのメスアカが好む例のモノがあるところと言うのは・・・・
植物が密植した草地ではなく、ある程度の隙間がある畑。
で、その隙間を探すと・・・・


こんな感じでスベリヒユがある。
そんでもって、このスベリヒユの葉には食痕が見える。
ただ、ここで手荒く扱うと幼虫はポロリと落ちるので、そーーーっと葉っぱを裏返すと・・・・


こんな感じで幼虫がついているんだなぁ。
あは
と、言うことは卵もある・・・・ はず。


そこで老眼で小さいモノが見えづらくなった目を細くして丹念に探すと・・・・
ほら、あった。
で、その数は幼虫が20ほどと卵が30くらいかなぁ?
これでメスのメスアカが産卵に飛来していることは間違いない。
それも卵があるという事は、今、ここで飛んでいても何ら不思議じゃない。
と、思っていたら・・・・


飛んでんじゃん。
たまにスジカバ(スジグロカバマダラ)やらカバ(カバマダラ)が同じ場所で飛んでて紛らわしいんだけど、こいつは正真正銘のメスアカ(メスアカムラサキ)
そんでもって、そのメス。
と、言うことで、早々に頂きまーーーーーす!
卵も採った、そして幼虫も採った。
でもって母チョウをGETしたら言うことなし!


さぁ、こいつらに負担をかけないようにお昼の便で帰るぞーーーー、と思っていら少し先でリュウムラ(リュウキュウムラサキ)のメスが産卵してるじやないですかぁ。
ならば、序のことにリュウムラも頂きましょうと、速足で追うようにしてネットイン。
しかーし、これが悪かった。
出港の時間まで20分。
港へ戻りレンタカーを返すと残された時間はギリ。
でも、急げは何とかなるだろうと港へ急ぐ。
ところが!
焦る気持ちが邪魔をして、あろうことか曲がるべき道を一つ飛ばしてしまいタイムアップ。
そう、乗船するはずの船は出港した後だった。
はぁ~・・・
次は4時間後だよ。
でも、それは、それ。


同じ場所へと戻ってメスアカの産卵飛来を待ち、次の出港時間までに2♀を追加しトータルの3♀を得た。
ただ、残念なことに“お稲荷さん”ではなかったけれど、昨年のケースもあるのでノーマルであってもNo problem。
と、言うかノーマルの方がありがたい。
しっかし、昨年の秋も“お稲荷さん”を含めて、そこそこの数を採ったけど今回も好成績で終えることができました。


と、言うことで・・・・
帰りの船窓から竹富島を見ると、日本で最も遅い日没の頃を迎えてました。
しっかし、昨日は朝早くから疲れたぁ・・・
けど、めちゃめちゃ楽しかった。

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狙うはメスアカ(前編)

2021年06月16日 | 昆虫・植物

離島ターミナルの桟橋にいたイソヒヨドリに見送られ石垣から直線距離で50km(航路で約54km)先の波照間島へと向ったCherry。


そして乗船した安永観光の『ばいしま』は朝の8時に石垣港を出港し、定刻より10分ほど遅れた9時30分に波照間港へ到着した。
そして早々にレンタカーをチャーターし島を巡る。
しかーし!


これと言って何にも飛んでない。
そう、晩秋の頃だとバカみたいに群れ飛んでるスジカバ(スジグロカバマダラ)やシロオビ(シロオビアゲハ)ですらチラホラと飛んでるだけ。


だから道脇にあるコート盛(火番所)やら下田原城跡とか・・・


首里王朝時代の貢納品収容小屋として使用されていたイノーサヒ(イナサイ)を横目に車を走らせるんだけど、こんなんじゃ正直言ってタダの史跡巡りじゃん。
まぁ、こんな調子ときたものだから2時間近くも島巡りをしていると心が折れそうになる・・・・
すると突然!


シシ神様が降臨。👈嘘ですよ
で、もっと自身を信じなさいと諭す。👈これまた嘘ですよ…ww
しかし、目的とするメスアカ(メスアカムラサキ)を探す知識は少なからず持っている。


だから、何時までも👆こんなところで待っててもヤツ(メスアカ)はこない。
何故ならば、いくらオープンランドのチョウと言っても赤い色をしたお嬢さん(メスアカ)は産卵に忙しいのだ。
だから、お昼の少し前になると吸蜜個体を諦めてメスアカが産卵する例のモノがあるところを重点的に探すことにした。
       
       
       
       
       
    で、ここからは後編へと続く…ww

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