錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

罪の意識を感じない標本

2021年11月24日 | 昆虫・植物

昆虫など生き物の標本を作るには、そのものが持つ命に関わることがあり時として罪の意識を感じるときがある。
しかーし!
この標本は罪悪感は全く無い。
なにせ、これはクロイワツクツクというセミが脱ぎ棄てた抜け殻(表皮)ですからね。
そして、こんな抜け殻なんて虫屋さんからすると意味のないモノのようにも感じられますが、例えばミンミンゼミとアブラセミの終齢幼虫では何処が違うかご存じですか?
またクロイワツクツクとツクツクボウシとかでは?
※ちなみにミンミンゼミとアブラセミでは触覚に違いが見られます
そんな視点からすると抜け殻の標本も無駄なものではないと思うのですよね。
だからこそハブとの遭遇もあり得る中で、今年の春に日本最小と云われるイワサキクサゼミの抜け殻探しをやったのもご理解いただけるかと・・・ 

一見して無駄と思えるモノであっても、持つことで語る言葉に重みが加わる・・・ なんちゃって

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羽衣をまとった天使

2021年11月24日 | 昆虫・植物

先にUPした記事の続きではないけど全国的に冷え込んでいる朝に羽衣をまとった天使が羽化をした。
そう、先日から羽化の兆候がみられたツマベニチョウです。
横浜銀蝿の 走り出したら止まらないぜ~ 土曜の夜の天使さ~
なーんて感じで蛹に羽化の兆候がみられたら、いくら周囲が寒かろうと羽化を止めようとはしない。
晩秋の屋外で蛹化したのだから暖かかくなる春まで寝ておけばイイのにと思うだけど、何かのはずみでスイッチが入ったんでしょうね。
ただ、時期が時期だけに羽化不全を起こさなかったことは幸いでした。

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全国的に冷え込んでますね

2021年11月24日 | 昆虫・植物
いやぁ・・・
ここ数日は全国的に冷え込んで日付が変わる頃の福岡県南部では気温が5.4℃を記録しました。
ただ、そこからの気温は少し上昇して午前1時になると7℃となりましたが、それでも朝方にかけて再び下がるのかもしれません。


そうなると耐寒性のない植物たちが受けるダメージは大きい。
そこで今月へ入ると同時に温室へヒーターを入れてあげたのですが、そのおかげで今の温室は25.5℃。
しかしながら増え過ぎたディフェンバキア やらモンステラの一部は温室へ収まりきれずにお外に放置。
と、言うことで・・・
そろそろ降霜も想定しないといけないことから、このディフェンバキア やらモンステラの避難場所を早めに探さねばいけないようです。

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