錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

七十二候の『水泉動』

2023年01月10日 | 昆虫・植物

今日、1月10日は二十四節季の一つ小寒で、七十二候では『水泉動』とされています。
これから最も寒さが厳しくなる大寒を前にしているのに、凍っていた泉の水が少しずつ動き始める頃なんだって。
これからの大寒を前にして泉の水が氷り始めると言うなら合点がいくんたけど…
これから寒くなるのに解け始めるのは変でしょ?
しかーし、今月の20日から24日にかけては『款冬華』(かんとうはなさく)といってフキノトウの蕾が出始める頃を指す… らしい。
なるほどねぇ。
って… おい!
違うだろ!
でもぉ…
我が家の菜花も花芽を作ってますもんね。


と、言うか…
からし菜や、そのハイブリットとかだったら既に咲いちゃってますよ。
今年はラニーニャだかニャーニャーだか知らないけれど、その影響を受けてWNとかでは厳冬になるとか言ってたけれど、例年からすると逆に暖かいんじゃないのかなぁ?
まぁ、年を取ると暑さ寒さの感覚が鈍るなんて言うから、そんな事も関わっているのかもしれませんけどね。
とは言え…
我が家の春は直ぐ近くまでやってきているようです。

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震災金魚

2023年01月10日 | 魚(海・淡水)
今から10年ほど前に餌用として仕入れた姉赤(和金)が余ったことから、飼育棟で使う水タンクの中でパイロットフィッシュ(テストフィッシュ)として飼い始めることにしました。
もちろん毒見役的なパイロットフィッシュであっても一般の観賞魚と同じ待遇が約束され、エサも十分に与えられる。
そんなこともあって3年後の春にはオスがメスを追いかけるようになりました。
そして2016年(平成28年)の4月…
震度7クラスの地震が2度も襲った熊本地震に見舞われ、その地震の最中に多くの卵を産卵した。


その卵から孵化した金魚(和金)が👆この子たち。
屋外に設置した大型容器のホウフラ退治で活躍してもらったのですが、エサの絶対量が不足したためか7年目にして親のサイズに追いついたのです。
で、その中のオスたちのがメスの後を追うようになった。
そう!
あの熊本地震の中で産みつけられ小さな命が成長し、7年目を迎えた今年の春に産卵を始めるかもしれないのです。
まぁ、突き詰めればエサ用の子赤なのですが…
それでも爺さんは応援したくなる。

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