今日は先日の記事でUPしたアクリルケースの続きです。
そして、そのケースに収めるものが…
👆この上の棘皮動物
(ウニやヒトデの仲間)のトリノアシ
(Metacrinus rotundus) と呼ばれる生き物です。
まぁ、見た目が鳥の足のような形状からトリノアシと命名され、植物の百合の花に似ていることからウミユリなんても呼ばれいます。
そして、この生き物を知る人は周知の事かと思いますが、死ぬと直ぐにバラバラになるので乾燥標本として残すのは難しい。
けど!
そんな無理とか難しいとか言われれば、標本を作る端くれとしては何が何でも挑んでみたい。
で、そんなおバカが途方も無い時間と手間をかけて作り上げたのが、このカリカリに乾燥させたトリノアシ標本。
おまけに自立仕様で作ったものだから
(W)500mm×
(D)480mm×
(H)480mmのアクリルケースだったんですよ。
まぁ、自分で語るのも変な話なのですが、暇っていうか… こんな面倒な標本を良くも作ったものです。
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トリノアシ
Metacrinus rotundus
ゴカクウミユリ科
紀伊水道 南方
水深180m~200m トレッジ
Jul. 2021.