錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

バイメタル式のサーモスタット

2018年04月25日 | 魚(海・淡水)

今日、飼育棟の機材整理をしていたら『ニッソー αサーモスタット』が出てきました。
それも一度も使用したことのない箱入りの状態で・・・・
で・・・
このサーモスタットを見て懐かしいと思った人は、そこそこの御歳の方かと思います。
と言うのも・・・・
1970年代までは、このバイメタル式のサーモスタットが主流でしたが、その後1980年代に入るとワンタッチで水温設定が出来る電子系サーモスタットへと移行したので、こんな面倒なサーモスタット使われなくなり、今では見る事から殆どない骨董品。
だから今時の人は、このバイメタル式のサーモスタットによる温度調整方法や分解してメンテナンスする方法なんて知らないんじゃないかなぁ?
ちなみに、このサーモスタッタトが普及する前は石油ストーブや練炭などで部屋ごと加温していた。


そして、このバイメタル式のサーモスタットも電子系サーモスタットへと取って代わられる頃になると、こんな👆感じで中のデザインを変えたりして、それなりの努力はしたようなのですが所詮はバイメタル式。


デザインは変われど上にUPしたニッソーのαサーモスタットと同様に膨張率の違う2種類の金属板を貼り合わせ、水温が上がると電極の接点が離れ、逆に温度が低くなるとで電極が接触て通電する仕組みであるバイメタルだってところは変わらず消えてしまった。
って言うか・・・
気付くと水槽の中の水が湯だってたって事もありましたしね。
で、当時は、こんな機材の不便さや手入れの手間などを面倒だと思っていましたが、今になって思い返すと何気に懐かしい。
と、言う事で・・・・
今日はCherryの思い出話でしたぁ。

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