錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

WILDのオオムラサキ

2018年06月04日 | 昆虫・植物
いやぁ・・・・
このところはマジで暑いっすよねぇ。
おまけに今年は暖かくなるスピードが速くて、虫の餌に使う葉っぱも硬くなるのが速いのなんの。
だから昨日は標高を上げて餌の確保に向かったのですが、熊本県の北東に位置する某市では31.5℃の最高気温を記録してました。


で・・・・
このところ定期検診などで疲れている上に、この暑さときたのですから木陰に車を止めて横になってたんですよ。
※Cherryの体は体温を上手く調節できないので・・・・
そして、何気に頭上の木を見上げると、それは枝葉を茂らせた大きなエノキ。
エノキかぁ・・・・ 
そう言えば『昔は、ここら辺でもオオムラサキが飛ぶ姿が見られたんだよなぁ・・・』って、そのエノキを眺めていたら。

・・・・・おっ! 


このシルエットって幼虫かぁ?
でも、その枝先には手が届かないような高い場所。
だから200mmのレンズで撮影し、モニターで確認すると・・・・
ん!
これは間違いなく幼虫で、おまけに特徴的な2本の角があることからゴマダラチョウかオオムラサキですよ。
でもぉ、道路整備で斜面は伐採さて乾燥したような谷に、まだオオムラサキが残ってんのかなぁ?
ん・・・
そんな事を考えると気になって仕方がない。
あっ
そこでCherryは、ある事に気付いた。
そう、高枝切鋏ですよ。
最近はミヤマカラスの幼虫に与えるカラスザンショウの枝を落とすのに車に積みっ放しにしてたんですね。


で、早速、その高枝切鋏を使って、その枝を手に取ると・・・・・
はい!
予想していたようにオオムラサキの幼虫でしたぁ。
我が家で飼育していたオオムラサキは、とっとと羽化して展翅板に乗っているというのに、まだ山のオオムラサキは幼虫ですよ。
って言うか・・・・
発生時期を考えると野外のオオムラサキって、今は、こんなサイズなんでしょうね。
しっかし、斜面伐採などで環境の悪化した場所にもオオムラサキたちは頑張っていたんですね。

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