闇の中で一夜の限定で咲くサガリバナ(沢藤)の花。
そして、その花を見た者は幸せが訪れるという。
そんなサガリバナが今年は良く花をつけています。
ただ一夜で花が終えたとしても、また次なる蕾が膨れ夜になると再び甘い香りを周囲に漂わせてくれる。
自生地では、この花が放つ香りに魅かれて虫が集まり、それらを捕食するヤモリを房の上で見ることができる。
あの南ぬ島(ぱいぬしま)でも今頃は1m近い房に多くの花を咲かせているのかなぁ…?
我が家の温室では時として真冬にも咲くことがあるけど、やはり夏の時期に咲くサガリバナの方が香りも強く自己主張が強い。
で、沖縄の風物詩の一つと例えられるサガリバナ(沢藤)の花が、ここ福岡県の隅で咲いている。
そして、その花は儚きが故に美しい。