ドイツのBMWが製作した競技用のボブスレィ。今年の春にニューヨークでこのボブスレィを観ていた時はその存在の価値が全く分からなかった。
この夏に東京の大田区の下町工場が力を会わせて日本製のボブスレィを開発したというニュースを耳にした時は驚いた。何に驚いたかというと、技術国日本で今まで製作されていなかったという事を知ったのと、ボブスレーの開発製作はフェラーリやBMWのレーシングカー技術を応用する程に極めて難しいという事だ。
BMW製USボブスレーチームのボブスレー
時速90マイル(約150キロ)で氷の壁を滑走する。
スペースシャトルを大気圏外に飛ばすアメリカでさえ、
競技用ボブスレーは外国製に頼っている...。
技術とは何か?
それは複雑系のノウハウの凝縮されたメカであると同時に、
シンプルなイカ型の筒でもある。
そして、シンプルであるが故に美しくも難しい。
叡智の宿った一つのシンプルな流線型の箱に、
技術を魅せられる。