旧聞になりますが、わが家でも愛用の
♪いーそいそいそいそじまん、でおなじみの海苔の佃煮「磯じまん」のビンがユニバーサルデザインになりました。
11月24日の新聞広告(産経新聞)によりますと、
ビンの波形は、磯じまんのデザインの波模様を映したもので、浮き彫りの高さはさほど大きな凸凹ではありませんが、指がかりとしては左右の偏りなく使用できます。
この磯じまんのビンは、右利きの人でも左利きの人でも同じように指がかりとして使える、左右ユニバーサルデザインといえるでしょう。
私は左利きなので、ユニバーサルデザインにおいてもその左右性に目がゆきます。
以前、2005.12.22「左利きに使いづらい?ユニバーサルデザインびん:アヲハタ55」(お茶でっせ版)、(新生活版)という記事で、ユニバーサル・デザイン化された新型のジャムのビンについて書きました。
このビンは、左右のUDという観点から見た場合、必ずしもUDとはいえないのではないか、少なくても左利きの私にとってはちょっと不便を感じる点がある、と述べました。
それは、ビンの上部の肩にあたる部分にある楕円形の凹(へこ)みが、斜めに付けられていて、その角度は右手にキャップ左手にビン本体を持つ場合に指がそうように作られている、と思われる点でした。
これは右利きの人の持ち方にそったもので、左利きの人の場合には、その逆で、指に楕円形のへこみの縁が食い込むような感じがして、あまり心地よくないのです。
凹みに指を合わせるとビンの口が右側に傾いてしまい、左手から遠くなります。
この凹みに角度がついていなければ、指がかりとしての機能がどちらの手でも満足できたのでは、と思われました。
この磯じまんのビンではそういう左右性がなく、左右ユニバーサルデザインとしてみた場合、一歩優れているように感じました。
右利きの人が多数を占めるのは事実ですが、右利きの人の使い方がすべてではない、という点もUDにおいては考慮して欲しいものです。
一見ささいなことと思われるかもしれませんが、こういうことの積み重ねも日常生活では非常に大きなものとなるような気がします。
UDを考える方々の参考になれば、幸いです。
*
磯じまん
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「左右ユニバーサルデザインのビン:磯じまん」を転載したものです。
♪いーそいそいそいそじまん、でおなじみの海苔の佃煮「磯じまん」のビンがユニバーサルデザインになりました。
11月24日の新聞広告(産経新聞)によりますと、
保存性に優れ、環境にやさしいガラスビンには、すべり止めとして波形デザインを! キャップには、未開封がひと目でわかるセーフティボタン付です。もちろんキャップにも、開栓時に指のかかりが良いように凸凹が点けられているユニバーサルデザインです。
ビンの波形は、磯じまんのデザインの波模様を映したもので、浮き彫りの高さはさほど大きな凸凹ではありませんが、指がかりとしては左右の偏りなく使用できます。
この磯じまんのビンは、右利きの人でも左利きの人でも同じように指がかりとして使える、左右ユニバーサルデザインといえるでしょう。
私は左利きなので、ユニバーサルデザインにおいてもその左右性に目がゆきます。
以前、2005.12.22「左利きに使いづらい?ユニバーサルデザインびん:アヲハタ55」(お茶でっせ版)、(新生活版)という記事で、ユニバーサル・デザイン化された新型のジャムのビンについて書きました。
このビンは、左右のUDという観点から見た場合、必ずしもUDとはいえないのではないか、少なくても左利きの私にとってはちょっと不便を感じる点がある、と述べました。
それは、ビンの上部の肩にあたる部分にある楕円形の凹(へこ)みが、斜めに付けられていて、その角度は右手にキャップ左手にビン本体を持つ場合に指がそうように作られている、と思われる点でした。
これは右利きの人の持ち方にそったもので、左利きの人の場合には、その逆で、指に楕円形のへこみの縁が食い込むような感じがして、あまり心地よくないのです。
凹みに指を合わせるとビンの口が右側に傾いてしまい、左手から遠くなります。
この凹みに角度がついていなければ、指がかりとしての機能がどちらの手でも満足できたのでは、と思われました。
この磯じまんのビンではそういう左右性がなく、左右ユニバーサルデザインとしてみた場合、一歩優れているように感じました。
右利きの人が多数を占めるのは事実ですが、右利きの人の使い方がすべてではない、という点もUDにおいては考慮して欲しいものです。
一見ささいなことと思われるかもしれませんが、こういうことの積み重ねも日常生活では非常に大きなものとなるような気がします。
UDを考える方々の参考になれば、幸いです。
*
磯じまん
※本稿は、ココログ版『レフティやすおのお茶でっせ』より「左右ユニバーサルデザインのビン:磯じまん」を転載したものです。