―第282号「古典から始める レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記
★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2020(令和2)年11月15日号(No.282)
「私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
【私のお気に入り7】に続くもの ハヤカワ文庫の50冊(1)」
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◇◆◇◆ 古典から始める レフティやすおの楽しい読書 ◆◇◆◇
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2020(令和2)年11月15日号(No.282)
「私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
【私のお気に入り7】に続くもの ハヤカワ文庫の50冊(1)」
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今年は、1970(昭和45)年に創刊された早川書房の文庫
「ハヤカワ文庫」が50周年を迎えた年です。
ということで、今回もまたまた、
私の読書生活51年のほぼ全てをカバーしている
「ハヤカワ文庫」を取り上げます。
※ すべて今現在私の手元にある本から選んでいます。
過去に持っていたけれど、押し出し整理法により、
処分した本は除外しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆ 「お子ちゃま」読者時代からのお友達 ◆
私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
――【私のお気に入り7】に続くもの
ハヤカワ文庫の50冊(1) ――
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●【私のお気に入り7】に続くもの
前回は、ハヤカワ文庫【私のお気に入り7】を紹介しました。
↓
【私のお気に入り7】
1.ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
福島 正実/訳 ハヤカワ文庫FT 1980/11/1
2.ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫SF 1978/7/1
3.ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
伊藤 典夫/訳 ハヤカワ文庫SF 2006/10/6
4.ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』
井上 一夫/訳 ハヤカワ文庫NV 1975/3/1
5.シャーリイ・ジャクスン
『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫NV 1974/5/1
6.クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』
長谷川 修二 ハヤカワ・ミステリHM文庫 1984/10/1
7.ルイス・ギルバート『フレンズ―ポールとミシェル』
村上 博基/訳 ハヤカワ文庫NV 1973/7/1
・・・
◎準【私のお気に入り7】
――続編および同一作家の他の名作・佳作
1’(8)『夢の10セント銀貨』ジャック・フィニイ山田 順子/訳
(ハヤカワ文庫FT 1979/2/1)
2’(9)『血は異ならず』ゼナ・ヘンダースン, 宇佐川晶子他/訳
(ハヤカワ文庫SF 1977/12/1)。
3’(10)『時をとめた少女』ロバート・F・ヤング 小尾芙佐,
深町眞理子, 岡部宏之, 山田順子/訳 (ハヤカワ文庫SF 2017/2/23)
5’(11)『山荘綺談』シャーリイ・ジャクスン 小倉多加志/訳
(ハヤカワ文庫NV モダンホラー・セレクション 1972/6/1)
7’(12)『続・フレンズ―ポールとミシェル』ルイス・ギルバート
村上 博基/訳 (ハヤカワ文庫NV 1981/2/1)
【私のお気に入り7】を選出後、思い出した作品があります。
つい、忘れていた作品ですね。
(画像:私のお気に入り(13)-(20)の8冊)
それが以下
↓
(13)ロバート・J・ソウヤー『フレームシフト』内田昌之/訳
ハヤカワ文庫SF 2000/3/1 (文庫SF)
(14)エイミー・トムスン『ヴァーチャル・ガール』田中一江/訳
ハヤカワ文庫SF 1994/10/1 (文庫SF)
(15)ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
『たったひとつの冴えたやりかた』浅倉久志/訳 ハヤカワ文庫SF
1987/10/1 (文庫SF)
(16)ポール・アンダースン『魔界の紋章』豊田有恒/訳
ハヤカワ文庫SF 1978/2/1 (文庫SF)
(17)ウィリアム・ホープ・ホジスン『異次元を覗く家』団 精二/訳
ハヤカワ文庫SF 1972/5/1 (文庫SF)
SF文庫ばっかりですね。
この辺の順位付けは難しいですけれど。
『フレームシフト』は、
カナダの作家によるナチスもの+遺伝子もの? のSFミステリ。
ノーベル賞受賞者の名言を集めるのが趣味(だったと記憶している)
という登場人物。
ラストで私の好きなキング牧師のワシントンでの1963年8月28日の
“I Have a Dream”Speech を交えた演説をするシーンが出てきます。
私の左利き活動のバックボーンともいうべきものでもあります。
「私には夢がある。それはいつの日か、
私の四人の幼い子供たちが、肌の色によるのではなく、
その人格によって評価される国に住む、という夢である」
という部分です。
私の言い換えは、
「私には夢がある。それはいつの日か、
利き手・利き側による差別のない、
左右共生共存の社会に住む、という夢である」
となります。
*参照:
キング牧師(ドクター・マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
Martin Luther King, Jr. 1929年1月15日-1968年4月4日)
「I HAVE A DREAM(私には夢がある)」スピーチ
(1963年8月28日、ワシントン・リンカーン記念堂)より
I have a dream that one day this nation will rise up
and live out the true meaning of its creed:
"We hold these truths to be self-evident:
that all men are created equal."
私には夢がある。それは、いつの日か、この国が立ち上がり、
「すべての人間は平等に作られているということは、
自明の真実であると考える」というこの国の信条を、
真の意味で実現させるという夢である。
...
I have a dream that my four little children will one day
live in a nation where they will not be judged by
the color of their skin
but by the content of their character.
私には夢がある。それは、いつの日か、
私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、
人格そのものによって評価される国に住むという夢である。
アメリカンセンターJAPAN より
Martin Luther King's "I Have a Dream" Speech
http://americancenterjapan.com/aboutusa/translations/2368/
(画像:『NHKラジオ続基礎英語1993年1月号』テキストより、講師・斎藤誠毅先生)
・・・
(略)
●ビッグネームから
(18)ロバート・A・ハインライン『夏への扉』福島 正実/訳
ハヤカワ文庫SF (文庫SF)
(19)ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を〔新版〕』
小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫NV 2015/3/13 (文庫NV)
(20)カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』土屋政雄/訳
ハヤカワepi文庫 2008/8/1 (epi文庫)
(画像:ハヤカワ文庫「最初の6冊」+【私のお気に入り7】他、25冊)
●初期はやっぱりSF文庫かNV文庫
●初期のミステリは他社文庫
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☆彡★彡 最後に、御願い! ☆彡★彡
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まぐまぐ大賞2020 投票受付中!【12/6(日)締切】
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今年もまぐまぐ大賞というのをやっています。
最初っから諦めるのではなく、
機会のある限りチャレンジしたいと考えています。
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https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/form.html?id=0000257388
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本誌では、「私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)【私のお気に入り7】に続くもの ハヤカワ文庫の50冊(1)」と題して、ハヤカワ文庫の読書歴とともに、【私のお気に入り7】に続く、私のお気に入り“ハヤカワ文庫の50冊”の一回目を紹介しています。
【私のお気に入り7】とそれらの続編および同じ作家の名作佳作――準【私のお気に入り7】として、その後に続く作品を20番目まで紹介しています。
それぞれ私の好きな作家の「これは」という作品ばかりです。
なるべくビッグネームはさけ、自分らしいカラーを出してみました。
まあ、そうはいっても外せない作品もあります。
誰もが納得というものも入っています。
個々の作品についてのコメントは、本誌でご確認ください。
・・・
では、詳細は本誌で!
*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』
『レフティやすおのお茶でっせ』
〈メルマガ「楽しい読書」〉カテゴリ
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)ハヤカワ文庫の50冊(1)-楽しい読書282号
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【私のお気に入り7】に続くもの ハヤカワ文庫の50冊(1)」
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2020(令和2)年11月15日号(No.282)
「私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)
【私のお気に入り7】に続くもの ハヤカワ文庫の50冊(1)」
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今年は、1970(昭和45)年に創刊された早川書房の文庫
「ハヤカワ文庫」が50周年を迎えた年です。
ということで、今回もまたまた、
私の読書生活51年のほぼ全てをカバーしている
「ハヤカワ文庫」を取り上げます。
※ すべて今現在私の手元にある本から選んでいます。
過去に持っていたけれど、押し出し整理法により、
処分した本は除外しています。
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――【私のお気に入り7】に続くもの
ハヤカワ文庫の50冊(1) ――
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●【私のお気に入り7】に続くもの
前回は、ハヤカワ文庫【私のお気に入り7】を紹介しました。
↓
【私のお気に入り7】
1.ジャック・フィニイ『ゲイルズバーグの春を愛す』
福島 正実/訳 ハヤカワ文庫FT 1980/11/1
2.ゼナ・ヘンダースン『果しなき旅路』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫SF 1978/7/1
3.ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
伊藤 典夫/訳 ハヤカワ文庫SF 2006/10/6
4.ロバート・ネイサン『ジェニーの肖像』
井上 一夫/訳 ハヤカワ文庫NV 1975/3/1
5.シャーリイ・ジャクスン
『野蛮人との生活―スラップスティック式育児法』
深町 眞理子/訳 ハヤカワ文庫NV 1974/5/1
6.クレイグ・ライス『スイート・ホーム殺人事件』
長谷川 修二 ハヤカワ・ミステリHM文庫 1984/10/1
7.ルイス・ギルバート『フレンズ―ポールとミシェル』
村上 博基/訳 ハヤカワ文庫NV 1973/7/1
・・・
◎準【私のお気に入り7】
――続編および同一作家の他の名作・佳作
1’(8)『夢の10セント銀貨』ジャック・フィニイ山田 順子/訳
(ハヤカワ文庫FT 1979/2/1)
2’(9)『血は異ならず』ゼナ・ヘンダースン, 宇佐川晶子他/訳
(ハヤカワ文庫SF 1977/12/1)。
3’(10)『時をとめた少女』ロバート・F・ヤング 小尾芙佐,
深町眞理子, 岡部宏之, 山田順子/訳 (ハヤカワ文庫SF 2017/2/23)
5’(11)『山荘綺談』シャーリイ・ジャクスン 小倉多加志/訳
(ハヤカワ文庫NV モダンホラー・セレクション 1972/6/1)
7’(12)『続・フレンズ―ポールとミシェル』ルイス・ギルバート
村上 博基/訳 (ハヤカワ文庫NV 1981/2/1)
【私のお気に入り7】を選出後、思い出した作品があります。
つい、忘れていた作品ですね。
(画像:私のお気に入り(13)-(20)の8冊)
それが以下
↓
(13)ロバート・J・ソウヤー『フレームシフト』内田昌之/訳
ハヤカワ文庫SF 2000/3/1 (文庫SF)
(14)エイミー・トムスン『ヴァーチャル・ガール』田中一江/訳
ハヤカワ文庫SF 1994/10/1 (文庫SF)
(15)ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
『たったひとつの冴えたやりかた』浅倉久志/訳 ハヤカワ文庫SF
1987/10/1 (文庫SF)
(16)ポール・アンダースン『魔界の紋章』豊田有恒/訳
ハヤカワ文庫SF 1978/2/1 (文庫SF)
(17)ウィリアム・ホープ・ホジスン『異次元を覗く家』団 精二/訳
ハヤカワ文庫SF 1972/5/1 (文庫SF)
SF文庫ばっかりですね。
この辺の順位付けは難しいですけれど。
『フレームシフト』は、
カナダの作家によるナチスもの+遺伝子もの? のSFミステリ。
ノーベル賞受賞者の名言を集めるのが趣味(だったと記憶している)
という登場人物。
ラストで私の好きなキング牧師のワシントンでの1963年8月28日の
“I Have a Dream”Speech を交えた演説をするシーンが出てきます。
私の左利き活動のバックボーンともいうべきものでもあります。
「私には夢がある。それはいつの日か、
私の四人の幼い子供たちが、肌の色によるのではなく、
その人格によって評価される国に住む、という夢である」
という部分です。
私の言い換えは、
「私には夢がある。それはいつの日か、
利き手・利き側による差別のない、
左右共生共存の社会に住む、という夢である」
となります。
*参照:
キング牧師(ドクター・マーティン・ルーサー・キング・ジュニア
Martin Luther King, Jr. 1929年1月15日-1968年4月4日)
「I HAVE A DREAM(私には夢がある)」スピーチ
(1963年8月28日、ワシントン・リンカーン記念堂)より
I have a dream that one day this nation will rise up
and live out the true meaning of its creed:
"We hold these truths to be self-evident:
that all men are created equal."
私には夢がある。それは、いつの日か、この国が立ち上がり、
「すべての人間は平等に作られているということは、
自明の真実であると考える」というこの国の信条を、
真の意味で実現させるという夢である。
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I have a dream that my four little children will one day
live in a nation where they will not be judged by
the color of their skin
but by the content of their character.
私には夢がある。それは、いつの日か、
私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、
人格そのものによって評価される国に住むという夢である。
アメリカンセンターJAPAN より
Martin Luther King's "I Have a Dream" Speech
http://americancenterjapan.com/aboutusa/translations/2368/
(画像:『NHKラジオ続基礎英語1993年1月号』テキストより、講師・斎藤誠毅先生)
・・・
(略)
●ビッグネームから
(18)ロバート・A・ハインライン『夏への扉』福島 正実/訳
ハヤカワ文庫SF (文庫SF)
(19)ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を〔新版〕』
小尾芙佐訳 ハヤカワ文庫NV 2015/3/13 (文庫NV)
(20)カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』土屋政雄/訳
ハヤカワepi文庫 2008/8/1 (epi文庫)
(画像:ハヤカワ文庫「最初の6冊」+【私のお気に入り7】他、25冊)
●初期はやっぱりSF文庫かNV文庫
●初期のミステリは他社文庫
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☆彡★彡 最後に、御願い! ☆彡★彡
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『レフティやすおのお茶でっせ』
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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
私の読書論137-私を育てたハヤカワ文庫創刊50周年(3)ハヤカワ文庫の50冊(1)-楽しい読書282号
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