パナソニック創業者の松下幸之助の言葉。
「大忍」
松下さんが存命中に晩年よく弟子達に揮毫した、こちらの言葉の意味とは、
「大きな志を立てれば、実際はそれに伴い大変な忍耐が求められる。
しかし耐えて忍んで、そしてその先に志を果たしてほしい。」
松下幸之助は松下電気(パナソニック)を一代で大企業に作り上げましたが、60代位半ばからは政治の変革を志して、のちに松下政経塾を作るなどしました。
しかし彼の存命中はたしか議員は松下政経塾からは輩出できていなく、政経塾は陰で「老人の隠居仕事」と呼ばれたり、結果が出ているとはあまり言えませんでしたが、死ぬまでその志を絶やさず精力的に取り組み続けます。
そして彼の死後に多くの塾生が議員や首長などになっていきます。
そしてそれまでのしがらみによる談合政治をやめさせたり、ムダをなくす財政の健全化や、必要な官から民への改革や、規制緩和による経済のイノベーション、権限を現場に移す地方分権や、環境税の導入などのイノベーションを起こして、21世紀に必要と言えるだろう改革を様々に行っていきます。
私はフッとこの言葉を思い出して、多いに励まされました!