2009.4.15(水)
私の釣行記録に留めていない釣行記憶第7談を、記憶を辿って書き記しておく。
タイトルの通り、本当にカレイは番でいると言うことを初めて体験した時の話。
今から約30年前のこと。釣友TMと2人で笠戸島へ釣行した。地名(字名)は良く解らないが、当時は養殖筏が目の前にあった。後ろはコンクリート塀、その下には敷石が海岸線に沿って敷いてあった。その敷石の上から竿を出した。現在は当時とは変わっていると思う。というのは、その後、進入禁止となっていてその場所で釣行していないのだ。
TMが連れて行ってくれた場所だが、彼もここで釣るのは初めてのようだった。この釣行時には、敷石と海面との差が10cmくらいしかなかったので、ほぼ満潮時だったのかも知れない。お互いに短い竿を2本づつ抱えて、何故か声高に話すことを抑制されて敷石の上を歩いた覚えがある。
暫く歩いて釣り場に着くと、敷石の上にしゃがみ込んでのサーフである。敷石の幅は1m足らずで、真後ろが塀なのでテイクバックは取れない。それこそちょい投げである。狙うポイントはやはり養殖筏の近辺である。餌が流れ出る筏の周りにはきっとカレイが集まっているに違いないという読みである。
実はこの読みが的中して、私が10mくらいの所へ投げていた竿が、いきなり引き摺られたのである。もう少しで竿が海に落ちるところだった。巻き上げてみても、不思議と抵抗はあまり無く、何だがゴミか雑巾を引っ張ってくるような感じだった。ところが、姿が見える頃になって暴れ始めたのである。この時はTMがタモを持ってきていたので、難なく取り込むことが出来た。何と未だに破ることが出来ない42.5cmのマコガレイだった。
私がタモを手繰り寄せるや否や、TMは直ぐに私が投げていたポイントを聞いて、そこに仕掛けを投入したのだ。すると5分もするとほぼ同じサイズ(私のより少し小さかった。40cm弱か)のカレイをゲットしたのだ。カレイは番で居るというのを、この時初めて体験したのである。3度同じポイントに投げたが、3枚目は釣れなかったから。
このカレイは帰宅するや否や、刺身になったことは言うまでも無いことだ。
【4月15日過去の釣行記録】
・1999年2号ブイ、船釣り、07:00~16:00、釣果=3人でアジ50
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