2010.9.30(木)
今夜は魚の呼び方についてランダムに挙げてみる。地方により様々な呼び方があり、ここに挙げるものはほんの一例にすぎません。シリーズものが増えましたが、このシリーズも30話程度掲載していきます。今夜はその第6話です。
《青物》
背が青く見れる魚のことで、アジ、サバ、ハマチ、ヒラマサ、サワラ、シイラなどを指す。
《イズスミ》
キツ(四国)、ササヨ(新島・大島)、タカウオ(高知)
《カジキ》
マーリン、ビル・フィッシュ、ビル(くちばしの意)を持つカジキ類の総称。クロカジキはコバルトブルーの横帯が美しいのでブルーマーリンと呼ぶ。カジキ類の中で最も大型になるブラックマーリンはシロカジキと呼ぶ。
《キス》
シロギスが正式名、マギス、キスゴ(山口・関西・四国・九州)、肘たたき・尺ギス・鉄砲ギスは大型のキス。小型キスはピンギス
《グレ》
クロメジナ、クロ(日本海沿岸)、オキダカ、クロアイ(山陰)、クロヤ、クロイオ(福岡・長崎)、クロウオ、コメサ(15cm前後、山陰)、タカイオ(口太グレ、土佐)、クシロ(伊豆)
尾長グレは暖水系でやや外洋性。広範囲を回遊するものと岩礁帯に居つくものがいる。口太グレとの違いはエラブタの後縁が黒いこと、うろこが口太グレよりも小さいことで区別する。同寸の口太グレよりもはるかにパワーが強い。口太グレは尾長グレに比べると全体的にズングリしている。最大寸も口太グレが50cm台、尾長グレは70cm台。
《ムロアジ》
アカゼ(東京)、アカゼモロ(東京)、キンムロ(串本)、セイメイ(室戸岬)、マルアジ(大阪、広島、山口)、アオアジ(広島)、アジサバ(富山)、マルアシ(広島)、ウルメ(鹿児島)、シロサバ(奄美大島)、ナガイニ(沖縄)、マムロ(紀州)、モロアジ(長崎)、アオアジ、ミズムロ
【9月30日過去の釣行記録】
・2006年伊予灘ハンドウ島周辺、船釣り、06:50~13:00、小潮、釣果=タイ30以上・アジ7他
・2007年福川夜市川河口防波堤、06:10~12:20、中潮、釣果=キス5・カレイ1・ハゼR
【この日の釣り情報】
・2009年粭島、夜、中潮、釣果=アオリイカ1