本日（６月１９日）未明に放送された
TIGER&BUNNY第１２話『Take heed of the snake in the grass.（草の中にいる蛇に用心せよ）』
展開が展開だったため、ネタバレ防止の為に詳しいことは書きませんが、放送内容とは別にMBSと同時にTIGER&BUNNY本編がネット配信されていた動画配信サイト
『USTREAM』（http://www.ustream.tv/）
である騒動が起きました。
放送開始から数分後、視聴者数が４００００人を超えた頃から動画の流れがおかしくなり始め、ついには完全に動画が止まってしまったのです。
その後、画面に
「現在配信されておりません」
の表示が出たり消えたりを繰り返すこと１０分ほど。その間、MBSの方は話が普通に進んでいて実況をしていたTwitterは大混乱になってしまいました。
「このまま放送時間終了したらどうなるんだ？」
そんな不安が過ぎる中、一瞬１２話の冒頭が流れた後、オープニングからTIGER&BUNNYの１２話が再び放送が始まり実況していた人達が歓喜しました。
ちなみに１２話のUSTREAM配信に関しては過去最大の４５０００人の視聴者数に到達。これは第１回配信時の１５００人から３０倍という驚異的な伸びを記録したことになったのです。
なんとか約１０分遅れで本編の放送を終了。しかし無事本編を見終わったとはいえ、展開が展開だったために充実感よりも次週への不安でどんよりとした雰囲気がTwitter上に漂っていました。
公に１３話で一区切りつくと発表されているため、次回１３話の放送が大変気になるTIGER&BUNNYです。
ところで気になると言えば、ここ最近の放送である疑念を抱いていたりします。それは
『バーナビーの両親殺しの犯人は本当にジェイク・マルチネスなんだろうか？』
ということです。
事件のショックからか当時の記憶が曖昧だったバーナビー。その彼が徐々に記憶を取り戻してジェイクにたどり着いた訳ですが、実際のジェイクと事件が結びつかないのです。
一つ目の謎は凶器です。バーナビーの記憶では犯人は拳銃を持っていたことになっていましたが、実際のジェイクは拳銃がオモチャに思えるほどのNEXT能力の持ち主でした。
そんなジェイクがわざわざ拳銃を使ったのか非常に怪しいと言わざるを得ないのです。
もう一つはバーナビーの記憶そのものです。
ウロボロスとの直接対決の前、バーナビーはジェイクと鉢合わせになっていたことを“思い出し”ますが、ジェイクの凶悪ぶりを考えて子供だからとバーナビーを見逃したとは到底思えず、またどうしてバーナビーが無事だったのかも描かれていません。
そもそも当初当時のことを思い出せなかったバーナビーが判っている範囲でいえば７話の高濃度酸素カプセルに入った直後から急激に記憶を取り戻したという不自然さがあります。何者かに記憶を操作された可能性があるのです。
誰が犯人か？という確証は全くないのですが、少なくとも
『ジェイク・マルチネスがバーナビーの両親殺しの真犯人ではない可能性がある』
と考えるべきだとTIGER&BUNNY１２話を観て思った次第でした。
