今日は楽しみにしていた『宅間久善ソロ・ライブハウスツアー2009』に行って来ました。
宅間さんはさだまさしさんのバックバンドのマリンバ・パーカッション奏者で、
30年以上に亘りさださんを支え続けてきた人です
その演奏は本当に素敵で、さださんのコンサートでも目を奪われることも度々です。
今回のコンサートには高知のさだ友さんも来ることになり、楽しみも倍増です
お昼に東京駅で迎え、ホテルにチェックイン後に今回の会場、横浜の赤レンガ倉庫へ向かいました。
何しろ折り紙付きの方向音痴の私達 とにかく早めに会場付近に付き、そこでランチ
をすることにしました。
山下公園を歩いたなんて遥か遥か昔のこと、中華街だって来たのは確か結婚前だもの・・・
テレビで見た風景を目の前に・・・まるでギャル(ぅっ・・・・苦しい・・・)のように騒ぎまくりの二人でした。
宅間さんのコンサートは本当に素敵でした
最初に流れたのが『ガボット』
マリンバの宅間兄弟としてテレビやラジオに出るキッカケになった、僅か4才の宅間さんが
ラジオの番組で優勝した時の録音でした。
そしてさださんの楽曲、オリジナル曲と演奏・・・
さださんと知り合ってプロのミュージシャンとなるキッカケとなったモンティの『チャルダッシュ』の演奏・・・
そんなことを織り交ぜながら、「何故、こんなソロライブをやろうと思ったか・・・」と話して下さいました。
今までの宅間さんのコンサートは息子さん二人(MALLET×PIT)と
それにギターやピアノ、ドラムなどをバックにしてという形でしたが、
今回のコンサートは宅間さんが何もかもたった一人で行うコンサートでした。
たった一人でディーガン(マリンバ)を車に積み、走り、組立て、ライブをやり、
またバラして車に積んで次のライブへ向かう。
「何故こんなソロライブをやろうと思ったか・・・」
さださんのバックとして3500回以上のステージを重ねてきて
それはとても大きな会場で何もかもセッティングされ、
身体一つで行って演奏し、終わったらマレットを置けばそれでホテルに帰れる。
そんな中で自分の音楽の原点が揺らいではいないか、それを確かめたかったと。
そしてこうして見つめ直す事で、また自分の音楽が少しでも前に進めるのではないか・・・
そんな思いから始めたと。
宅間さんもまた、限界を作らず前を見て進む人でした
今回は幸せにも前から4列目の中央の席で、宅間さんの息遣いや、
滴り落ちる汗までも感じることの出来る場所で、幸せで感動一杯の中に身を置くことが出来ました。
今日、先行販売されたCD『追風』にも、全ての曲に宅間さんのメッセージが込められ、
身体中に響き、胸に迫り、知らず涙が流れました
高知のさだ友さんも「思い切って来てよかった本当によかった
」と泣きながら言っていました。
コンサート後は勿論、いつも通り握手会に並び、宅間さんのあのマレットを持つ両手としっかり握手
「宅間さん、素敵でした。ありがとうございました」と伝えると「いつもありがとう
」と
満面の笑みで返してくれました。
今夜は宅間さんのマリンバの音に浸りながら眠ります・・・・