毎日の衣笠山での散歩時に、鳥の気配にワクワクするアクティブなヴァレンシア。
家ではまったく違う、甘えっ子の表情を持つ。
私が家事を行っているときはおとなしく待つ。しかしリビングでTVを見たり、ブログ記事を綴っているときは、私の側に陣取り、撫でて触って攻撃を仕掛けてくる。
先日、あまりにも煩いため、私のPCワーク用の膝かけをヴァレンシアに貸してあげた。

身体に毛布やバスタオルなど何かかけものをすると、不思議とおとなしくなる我家のワンズ。
暫くしてフト見ると...

何かおかしい。

ねぇ、ヴァレンシア。どうしてそこから顔や手が出ているの?

やっぱり...。
ヴァレンシアは齧り屋さん。
靴、スリッパ、服、靴下、敷物、ケーブルに携帯電話。
靴下やセーターに大穴が開いているのに気付かず、職場に着て行ってしまったときの恥ずかしかったこと。
何かを齧ったときの様子を見ると、暇な時や構ってほしい時に行なうことが判った。

我家の犬達は皆、私の子供達同様に大切な家族。これらは全て、犬を迎えた人間側の不注意が原因であると犬達は教えてくれるのだ。
そして昨夜、久しぶりに事件は起きた。
いつものように家事の合間に、ソファ横の椅子に座ってブログ記事を綴っていた。そしていつものように、ヴァレンシアはソファで寛ぎながら私に甘えていた。同時に、私のストーカーであるジェッシーも、いつものように私に甘えに来ていた。
ヴァレンシアは手で私の腕を触りながら、撫でてくれと要求。ジェッシーは椅子に座っている私に掴まり、抱っこしてと要求。
それは日常的によくある光景。
ところが何かがヴァレンシアの気に障った。
突然、物凄い声で吠えながらジェッシーに飛びかかったヴァレンシア。吠え声でただ事ではないと察した私がジェッシーを拾い上げる間もなく、ヴァレンシアがジェッシーの右耳の辺りを噛みついているようだった。
引き離そうとしたが、興奮しているヴァレンシアはジェッシーの耳の辺りを噛んだまま離さない。ヴァレンシアのお尻を叩きながら叱り、口の間に私の握りこぶしを入れてどうにか引き離した。
震えながら恐怖に怯えるジェッシー。ヴァレンシアはまだ興奮している。
キッチンで晩酌を楽しんでいたのんきな旦那サマが騒ぎに気づき、「どうかしたのか?」と様子を見にきた。
「早くジェッシーを抱き上げてキッチンに入ってゲートを閉めて」と伝えたら、スローモーションのような緩慢な動きで、ジェッシーをキッチンに避難させた。
ヴァレンシアは徐々に興奮が収まり、私に叱られたことで悪いことをしたと察した様子であった。ソファーの上で小さく丸くなっており、私の目を見て見ない振りをしている。触ってくれと甘えてこない。
ジェッシーの怪我を確認すると、右耳のちょうど手術した辺りをピンポイントで噛まれてしまったようだ。しかし出血しているものの大した傷ではなかった。よほど恐かったか、痛かったのかまだ震えている。
念のために消毒と抗生物質を塗布。
ボブが尾を下げたまま振りながら、ジェッシーの耳の辺りの匂いを嗅ぎにきた。古巣が一緒だから心配しているのか、結構イイヤツだなと思っていたら、ジェッシーに覆いかぶさってマウンティングをしようとした。なんてヤツだ。
ヴァレンシアはその後、寝るときも私のところに来なかった。
ジェッシーは私の身体にピッタリとくっつたまま眠りについた。旦那サマと寝ていたヴァレンシアは、夜明け前頃に遠慮がちに私の布団に入ってきた。
そして一夜明けた今朝、ジェッシーはまだおどおどしていたが、ヴァレンシアは申し訳なさそうに尾を振りながらジェッシーの傷辺りの匂いを嗅いでいた。夕方にはそれぞれ、いつもの調子に戻っている。
ヴァレンシアがジェッシーに噛みついた理由は、ヤキモチ以外の何物でもないと思われる。雌犬は子育てするため、その本能から自分の寝床を守る習性があるとも聞く。ヴァレンシアが私に甘えながら寛いでいた場所に、ジェッシーが割り込んできたために怒ったのだろうか。

世の殿方、よく覚えておくが良い。オンナのジェラシーは恐いのだ。
家ではまったく違う、甘えっ子の表情を持つ。
私が家事を行っているときはおとなしく待つ。しかしリビングでTVを見たり、ブログ記事を綴っているときは、私の側に陣取り、撫でて触って攻撃を仕掛けてくる。
先日、あまりにも煩いため、私のPCワーク用の膝かけをヴァレンシアに貸してあげた。

身体に毛布やバスタオルなど何かかけものをすると、不思議とおとなしくなる我家のワンズ。
暫くしてフト見ると...

何かおかしい。

ねぇ、ヴァレンシア。どうしてそこから顔や手が出ているの?

やっぱり...。
ヴァレンシアは齧り屋さん。
靴、スリッパ、服、靴下、敷物、ケーブルに携帯電話。
靴下やセーターに大穴が開いているのに気付かず、職場に着て行ってしまったときの恥ずかしかったこと。
何かを齧ったときの様子を見ると、暇な時や構ってほしい時に行なうことが判った。

我家の犬達は皆、私の子供達同様に大切な家族。これらは全て、犬を迎えた人間側の不注意が原因であると犬達は教えてくれるのだ。
そして昨夜、久しぶりに事件は起きた。
いつものように家事の合間に、ソファ横の椅子に座ってブログ記事を綴っていた。そしていつものように、ヴァレンシアはソファで寛ぎながら私に甘えていた。同時に、私のストーカーであるジェッシーも、いつものように私に甘えに来ていた。
ヴァレンシアは手で私の腕を触りながら、撫でてくれと要求。ジェッシーは椅子に座っている私に掴まり、抱っこしてと要求。
それは日常的によくある光景。
ところが何かがヴァレンシアの気に障った。
突然、物凄い声で吠えながらジェッシーに飛びかかったヴァレンシア。吠え声でただ事ではないと察した私がジェッシーを拾い上げる間もなく、ヴァレンシアがジェッシーの右耳の辺りを噛みついているようだった。
引き離そうとしたが、興奮しているヴァレンシアはジェッシーの耳の辺りを噛んだまま離さない。ヴァレンシアのお尻を叩きながら叱り、口の間に私の握りこぶしを入れてどうにか引き離した。
震えながら恐怖に怯えるジェッシー。ヴァレンシアはまだ興奮している。
キッチンで晩酌を楽しんでいたのんきな旦那サマが騒ぎに気づき、「どうかしたのか?」と様子を見にきた。
「早くジェッシーを抱き上げてキッチンに入ってゲートを閉めて」と伝えたら、スローモーションのような緩慢な動きで、ジェッシーをキッチンに避難させた。
ヴァレンシアは徐々に興奮が収まり、私に叱られたことで悪いことをしたと察した様子であった。ソファーの上で小さく丸くなっており、私の目を見て見ない振りをしている。触ってくれと甘えてこない。
ジェッシーの怪我を確認すると、右耳のちょうど手術した辺りをピンポイントで噛まれてしまったようだ。しかし出血しているものの大した傷ではなかった。よほど恐かったか、痛かったのかまだ震えている。
念のために消毒と抗生物質を塗布。
ボブが尾を下げたまま振りながら、ジェッシーの耳の辺りの匂いを嗅ぎにきた。古巣が一緒だから心配しているのか、結構イイヤツだなと思っていたら、ジェッシーに覆いかぶさってマウンティングをしようとした。なんてヤツだ。
ヴァレンシアはその後、寝るときも私のところに来なかった。
ジェッシーは私の身体にピッタリとくっつたまま眠りについた。旦那サマと寝ていたヴァレンシアは、夜明け前頃に遠慮がちに私の布団に入ってきた。
そして一夜明けた今朝、ジェッシーはまだおどおどしていたが、ヴァレンシアは申し訳なさそうに尾を振りながらジェッシーの傷辺りの匂いを嗅いでいた。夕方にはそれぞれ、いつもの調子に戻っている。
ヴァレンシアがジェッシーに噛みついた理由は、ヤキモチ以外の何物でもないと思われる。雌犬は子育てするため、その本能から自分の寝床を守る習性があるとも聞く。ヴァレンシアが私に甘えながら寛いでいた場所に、ジェッシーが割り込んできたために怒ったのだろうか。

世の殿方、よく覚えておくが良い。オンナのジェラシーは恐いのだ。