この日、山科の特別食堂の看板は天婦羅屋さん。
入居者の家族会のためであろう山科特別食堂は、寿司屋、蕎麦屋、天婦羅屋とその時々で変化する。
その度にかけかえる看板はお手製。この達筆な文字は誰が作成しているのだろうと、いつも気になっている。
さて、ワンズユニットに到着すると、既に、りりまむさんとお友達がダイちゃんとブンちゃんのお散歩に出たあとでした。
そこで私は、ぷーにゃんとアミちゃんを散歩に連れ出す前に、新入りあらし君の様子をチェックすることに...
お?酸素テントの中にいるのはむっちゃんではありませんね。

あらし君
このテントの中にいると、気持ちが良くなり眠くなってしまうのだそう。
この時は既に一寝したあと。スティックタイプのオヤツを手でしっかりと押さえて食べていた。押さえ方がなんともおもしろい。笑わせてくれるね。
フト見ると、赤いショートリードに齧ったあとが...
あらし君、けっこうオチャメと見た。
呼べば、こんなに近づいてきたりもする。
そして入居者であるおばあちゃまの横に自ら歩み寄っていく姿もあった。
あらし君はとてもおとなしい。そして、先住犬であるワンズと行動を共にすることもできていたりする。ときにへそ曲がりとなるブンちゃんとも上手くやっているようだ。環境にもずいぶんと慣れ、きっともう大丈夫だね。

まるで話しかけるような表情で側へ寄ってくる
さて、むっちゃんにもローカロリーでヘルシーなオヤツをあげようとしたら...

食べ物大好き、目つきも変わるむっちゃん(笑)
またしても私の指をパク!美味しそうに見えたのかしらね。

瞳輝くダイちゃんとむっちゃん、そして何気にジローくんも集合
食べ物を持っていると目の輝きが違うワンズ。入居者さん達のオヤツの時間はまた、皆それぞれ、必死に自分の存在をアピール。
どうにかおこぼれでも頂けないものかとテーブル下に集まっている。
あら?ぶんちゃんがいつのまにかどこかへ行ってしまいました。探してみると...
ユニットの一番端の部屋の前で、なぜか背中を向けて座っているぶんちゃん。
名前を呼ぶと、背中を向けたまま凄い声で唸る。
こちらを意識して唸っている証拠に、左耳だけはこちらに向けている。どうしたのかしら???
犬担当責任者の畠さんに尋ねると、新入りの犬が来ると暫くはこのような行動を見せるのだそう。今回も、皆が「あらしくん、あらしくん」とあらし君が少しでも慣れるようにと気遣っていることが面白くないようだ。
そうか、ぶんちゃん。ジェラシーね。
オヤツで釣ると、いじけていたブンちゃんもようやく振り向いた。まるで人間の子供のような感情表現ができるブンちゃん。凄いキャラだね、キミは。
あららら?
あらし君も催促にやってきた。

どうぞ、召し上がれ~
さて、この日のワンズの様子を動画で撮ってみました。
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さて、この後で散歩に出かけたぷーにゃんとアミちゃん。最近はすぐに帰りたがるアミちゃんもこの日はなぜか散歩に行く気満々なのか引きが強い。それを制しながら歩くこと数分。
ただトイレを我慢していただけのようである。ホッとしたような表情で...
出すものを出した途端に...

A「ワタクシ、オウチニカエル」
テコでも動かなくなった。
お部屋に戻ると、とても良い笑顔。

A&P「ジャーキークダサイナ」
そして間もなく自分のショートリードで遊び始めたアミちゃん。
かなりのお茶目っぷり。
犬は、環境に慣れるに従い、いろいろな表情を見せるようになる。半年目、一年目、二年目。年月の経過とともに、新たな発見がまた楽しいものである。