衣笠山でおさんぽ

  超ハイパーなボブが旅立ち、寂しくなったけれど、老犬Eセターズの鳥猟犬魂は未だに健在。

本能と力関係が見えた朝

2018-04-26 23:01:08 | 

風薫る新緑の季節。

 

 

里山は今、様々な緑に彩られ、そのコントラストがとても綺麗ですね。

 

今朝は、毎日の散歩コースとなっている里山へ向かう途中で、思わず久しぶりに大声張り上げる出来事がありました。

それは...

ヴァレンシアが突然草地の中に飛び込んだと思ったら、ガビチョウの屍を咥えて出てきました。

ヴァレンシアの行動を注視していたスノウが、その途端に横取り。

 

 

ヴァレンシアは素直に獲物を離し、スノウに差し出したことにも驚きです。

いつかヴァレンシアが藪の中からコジュケイの雛を咥えてきたことがありました。その際はなかなか離さず困った記憶があります。

だからこれは二頭の関係が見えた一瞬。

スノウは初めて鳥を咥えた快挙!?(笑)

 

家の中ではヴァレンシアに軍配があがるように見えていた犬プロも、実はスノウがわざと負けて気を引いているのでしょうね。

 

さて、死因が判らぬため、すぐさま離してほしい。だけど取り上げるのは気持ちが悪いワタクシ。

 

 

 

スノウが咥えなおそうと、一瞬離した隙に引き離すことが出来ました。地面に置いてよくよく見ると...。

 

 

 

まだ柔らかく死後時間が経っていない様子。見た目の大きな傷も無し。

もしかしたらスノウはそのまま食べちゃうのではと案じていたので、ヴァレンシアとスノウが共にソフトバイトで咥えていたことに安堵。

屍を持ち帰ることは困難なため、藪の奥に放り込んでおきました。

 

その後、散歩の帰路に犬達が再び気にしていたため、フト見ると、奥へ放り込んだはずのガビチョウが通路近くまで移動しているではありませんか。

しかも内臓辺りだけを食べられている。

このような食べ方をするのはカラスの仕業かな。

再び藪の奥に葬り、犬ドモには諦めてもらいました。

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パラサイト!?

2018-04-26 00:51:20 | 衣笠山

今、衣笠山では藤棚に咲くノダフジの他に自生しているヤマフジも園内のあちらこちらで見られます。

 

 

色が濃く広い範囲に連なる花房が綺麗なヤマフジですが、蔓が巻きつかれた木は光合成が出来なくなり枯れてしまうという被害もあるのだそう。

下の画像は、昨年まで見事な咲きっぷりを見せてくれていたヤマフジが絡み付いていた樹木が伐採された後。

 

真中辺りは空間となり、下部は崩れ落ちたヤマフジの墓場に

 

信州の里山通信として綴っているモリモリッキッズさん記事に、興味ある文章が綴られていましたが、ボブが食べてしまう藤の実である鞘の中にある種は、甘くて美味しいということも判りました。

 

そしてこちらは時々画像をアップしているサシガメ虫。

この画像には二匹の虫が写り込んでいるのが判るでしょうか。

 

 

下の小さなものが私の知っているサシガメ虫ですが、真中辺りの大きな虫は何だろう??
おそらくこちらもサシガメのような気がするのですが、私の虫の先生であるサシガメさんに問合せ中。

サシガメさんに確認したところ、脱皮を繰り返したあとの成長したサシガメであることが判りました。

サシガメは桜の木の祠に巣を作り集団で生活しています。見た目も決して触れたくない外形。

刺されると痛いそうですが、悪戯をしない限りは刺すことは無いと思います。

また、サシガメは外来種であるもののサクラやカエデ、ケヤキ等の葉を食べてしまうヒロヘリアオイラガを捕食します。

ヒロヘリアオイラガの幼虫は、葉を食し食害をもたらすばかりか、体表に毒棘を有しているため、刺されるとひどく痛むためサシガメとは異なり衛生害虫としても問題となっているようです。

衣笠山の老木ばかりとなった桜の衰退が心配される昨今、間違ってもサシガメを駆除するようなことがあってはならないですね。

これらについては、桜草数奇ページに詳しく書かれています。

 

ぐずぐずと家事をしながら綴っている間に日付けが変わってしまいましたが、昨朝は本当に酷い雨でした。

犬散歩もそこそこであったため、夕方は少し時間をかけて衣笠山へ。

 

 

 

上手に撮れませんでしたが、はっきりしない雲が空に残り、それらが独特な茜色の空に染め上げていました。

 

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