姫路市の増位山【随願寺】で鬼追い式が午後1時より開催されました。
ここでの修正会は約750年の伝統があるそうです。
はじめに本堂の扉がすべて閉じられ真っ暗になり、住職さんのお経がはじまります。
お経が終わり、鐘とホラ貝の音で薬師如来の化身【空鬼】が現れます。
『オンコロコロ センダリマトウギ ソワカ ・ オンコロコロ センダリマトウギ ソワカ ・ ・ ・』
続いて赤鬼と青鬼の(子鬼)が本堂を回ります。
『厄除けじゃ ・ 厄除けじゃ ・ ・ ・』
最後に【毘沙門天】の化身(赤鬼)と【不動明王】の化身(青鬼)がノッシ、ノッシと出てきます。
鬼の舞のクライマックスは赤鬼と青鬼が松明(たいまつ)を勢いよく会わせ火の粉が散ります。
この後、本堂の扉は開けられ住職や鬼たちによる餅まきがはじまります。