美作市南(英田地区)の河合山野草群生地では節分草が満開です。
のぞき込むと、前日の雨のせいでしょうか花びら(萼片)が少し傷んでいます。
一週間程遅かった様に思います。
節分草はキンポウゲ科の多年草で、高さ8~15㎝、直径2㎝のの白い花を咲かせます。
花弁に見えるのは実は萼片で、花弁自体は退化して黄色の蜜腺となり多数のおしべと共にめしべの周りに並んでいます。
めしべは2~5個あります。
花期は2~3月で早春植物(スプリング・エフェメラル)です。
見た目もまさに『春の妖精』ですね。
綺麗な花は人気が高く、現在は乱獲や自生地の環境悪化によって希少植物になっています。
八重の節分草も有りますよ、探して観て下さい。