旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

23 Agosto 1997 , Milano

2006-04-18 | 海外旅行記(2000年以前)
昔の写真の自分に歴史を感じてならない今日このごろ……

さて、9年前のイタリア旅行記(笑)をひもときますと。

最初に訪れたのは、イタリア北部ロンバルディア州の州都ミラノ。
国際企業や銀行が集まる、イタリアの経済・商業の中心地で、Fieratoと呼ばれる見本市には、世界中のビジネスマンが訪れる。
街の規模はローマに次いで第2。1980年代からは、ファッションの街としても注目を集めている。

……と、アルバムにしていた当時のスケッチブックに書いてありました。
いったい何を見て書いたのか、たぶん地球の歩き方とか、旅行のガイドブックからなんだろうと思うけど。
こんな文ひとつにも時代の香りがそこはかとなく……
だって今ミラノといったら、パリ、ニューヨークと並ぶファッションの街、といった方が正しいですよね?

さて、写真の背景に写る教会は、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会。
15世紀半ばに建てられたドメニコ派の修道院を、ルネッサンス美術の大パトロンであるスフォルツァ家のルドヴィコ・イル・モーロが、建築家ブラマンテに命じて1992年に改築させたもの。
美術に詳しい方や「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだばかりの方なら、すぐにピンとくると思いますが、ここにはあのレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」があるんですねー!
写真の中でワサワサと教会の前にいる人々は見学の人たち。
とにかく人気のある教会で、すごーく並ぶので、当時、朝一番で連れて行かれたことをよーく覚えてます。
とはいえ、9年前のこのときは「最後の晩餐」は修復作業中。
煤で汚れた絵画を梯子などの隙間からのぞくしか出来なくて、それでも想像していた以上のその大きさにビックリでした。
あーあ、今は当時の鮮やかな色彩が蘇って、あのとき以上に迫力があるんだろうなーと。
もしも近いうちにイタリアへ行かれる方がいましたら、ぜひここを訪れることをおすすめします。そして見たご感想を。

イタリア旅行記、まだまだ続きます♪