美術検定とTokyo 曼陀羅

本日の午前中は、第１回美術検定の３級試験を受けてました。
ほとんど一夜漬けの出たとこ勝負で受けたのですが…

半分以上はあてずっぽう（汗）

自信を持って解答出来たのは…
うーん…
それだけで合格するとは思えません。

結果は合格したら報告します。
年が明けても、話に出なかったら、「あ、落ちたんやな」と思ってください。



ちょうど昼に試験が終わって、外に出たら、めっちゃいい天気ですやん。このまま帰るのがもったいなくて、どこかへ足を延ばそうと思いまして。
気分的には、やっぱり美術つながりで美術館がええかなと。上野の美術館も候補にあがったのですけども…むっちゃ混んでるのではないかと

で……恵比寿の東京都写真美術館へ。
写真家、東松照明の曼陀羅シリーズの最後を飾る『Tokyo曼陀羅』が昨日から開催されたばかりで。そんなに激混みはしてないやろなーと、穴場狙いで行ったわけですけども

やっぱり穴場でした（喜）

でも、写真展としては十分な見応えがありましたよ。
戦後から現代まで東松氏が撮りためた膨大なフィルムからチョイスされた作品が307点。東京のあらゆる風景や時代を映した光景をメインに、近郊の神奈川、千葉、栃木などで撮ったもの、中国地方や九州、沖永良部島や奄美といった南の島の写真もあって、Tokyo曼陀羅というタイトルを越えた写真展でした。

私的にインパクトに残ったのは、日本各地の桜を撮ったシリーズかな。日本古来の美しさと、その美しさの裏に見事に隠された、【時代】が生み出した汚点。
どちらも日本という姿を投影しているものであって、私たちはその中で生きている。



そういえば、もう久しく一眼レフカメラを持ってないなー
最近はデジカメで撮るばっかりやし
またフィルムカメラにチャレンジしてみようかなー

…なんてことを思いながら、恵比寿の美術館をあとにしました。