終わりましたね 『ホカベン』
比較の対象としてどうかと思いますが、木更津キャッツアイ以来です。
全話欠かすことなく、すべてオンタイムで観た連ドラは。
「法律は武器なんだよ」という、最初の回に出てきた杉崎の台詞の意味が、ようやく分かった気がします。
最初にこの言葉を聞いたとき、私は文字通り、法律は裁判や訴訟で相手に勝つための武器なのだと、そう理解しました。
誤った使い方をすれば、自分や周りを傷つけることもあるが、正しく使えばこれほど強力で心強いものはない法律という武器。
その武器を巧みに振るうことにより、敗者が勝者となり、勝者が敗者となることさえある。
でも
敗者がつねに「悪」であるわけはなく、正しい者が絶対に勝つというわけでもない、という矛盾が、当たり前のように存在していることに、「法律は武器」という言葉の意味が私の中で揺らぎ始めました。
法律が正義の味方ではないことをまざまざと見せ付けられ、人間の倫理と法律の解釈との間に横たわる溝に愕然としました。
最終話。
弁護士の存在意義を問う最終判決が、1年の月日をかけた公判を経て、どう下されたのか。
結局、あのラストで私たち視聴者に委ねられた形になったわけですが、法律を武器としてクライアントの利益や、さらに突き詰めれば生命を守るのが弁護士の使命なのだとすれば、勝つのはエムザ側。
人としての倫理から、人を守るために、人が作った正義が法律であり、それを熟知した者が、それを武器として手に持ち、自身の信じる正義に従って救うべき人を救うのが弁護士のあるべき姿だとすれば、勝つのは堂本側。
私には、どちらが正しいとか間違っているとか、ぶっちゃけ断定できないです。
8話で杉崎が「人間には表と裏があるのは当たり前だ」と言っていたように、正義の解釈も裏表があると思うから。
でも
それでも最後は、私は人の良心を信じたい。
その良心が、正しい判断へと導いてくれるだろうから。
そして、その良心の指針となるのが法律なんじゃないかと思うのです。
法律は武器。だからこそ、正しい扱い方を知らずに使ってはならないし、武器だからこそ、それで誰かを傷つけてしまう可能性だってある。
決して軽い気持ちで使っていいものではないのだ、という意味が「法律は武器」という言葉にこめられているのではないか…そんな気がします。
なんか、全然まとまってない感想ですが
冒頭、堂本が決意を固めたシーンで、思わず目の奥が熱くなりました。
彼女が棄てたものの大きさ、その代わりに選んだものの重さ。
そして、背負わなくてもいい重荷を背負った娘の身を、何よりも案じる母の思い。
こんなにも深い母親の愛に支えられて、堂本はこれから待ち受ける苛酷な時間に堪えていくんだろうなー
なんてことを思いました。
そういや今回は涙腺ポイントたくさんあったなー
そして、ウチの人ですけども…
うっかり北村さんに浮気しそうになるのをなんとか我慢しました!(笑)
というのはジョーダンですが、結局、片瀬は堂本に「さよなら」とフラれたわけですね。まあ、そうなるんだろうなーと想像ついてましたが。
あの大活躍した回(6、7話)が、シゲ的には一番最高でしたねー。あれはもう永久保存です。
ラスト、1年後に堂本と再会した片瀬から眼鏡がなくなっていたのが、彼の新しい決意を表してて、なかなかよかったな。
…個人的には眼鏡姿は好きだったけど(笑)
あーあ
ホントに終わっちゃったなあ…
パパムスの全7話に比べたら10話もあったわけだからまだいいんだけどさ
それにしても、あっという間だったよ!
1話を見て、「これはハンパないドラマだ」と気持ちが震えた日が、ほんのちょっと前のことのように感じるのに。
続編、あるかなー
てか、片瀬のスピンオフをやってくれないかなー
比較の対象としてどうかと思いますが、木更津キャッツアイ以来です。
全話欠かすことなく、すべてオンタイムで観た連ドラは。
「法律は武器なんだよ」という、最初の回に出てきた杉崎の台詞の意味が、ようやく分かった気がします。
最初にこの言葉を聞いたとき、私は文字通り、法律は裁判や訴訟で相手に勝つための武器なのだと、そう理解しました。
誤った使い方をすれば、自分や周りを傷つけることもあるが、正しく使えばこれほど強力で心強いものはない法律という武器。
その武器を巧みに振るうことにより、敗者が勝者となり、勝者が敗者となることさえある。
でも
敗者がつねに「悪」であるわけはなく、正しい者が絶対に勝つというわけでもない、という矛盾が、当たり前のように存在していることに、「法律は武器」という言葉の意味が私の中で揺らぎ始めました。
法律が正義の味方ではないことをまざまざと見せ付けられ、人間の倫理と法律の解釈との間に横たわる溝に愕然としました。
最終話。
弁護士の存在意義を問う最終判決が、1年の月日をかけた公判を経て、どう下されたのか。
結局、あのラストで私たち視聴者に委ねられた形になったわけですが、法律を武器としてクライアントの利益や、さらに突き詰めれば生命を守るのが弁護士の使命なのだとすれば、勝つのはエムザ側。
人としての倫理から、人を守るために、人が作った正義が法律であり、それを熟知した者が、それを武器として手に持ち、自身の信じる正義に従って救うべき人を救うのが弁護士のあるべき姿だとすれば、勝つのは堂本側。
私には、どちらが正しいとか間違っているとか、ぶっちゃけ断定できないです。
8話で杉崎が「人間には表と裏があるのは当たり前だ」と言っていたように、正義の解釈も裏表があると思うから。
でも
それでも最後は、私は人の良心を信じたい。
その良心が、正しい判断へと導いてくれるだろうから。
そして、その良心の指針となるのが法律なんじゃないかと思うのです。
法律は武器。だからこそ、正しい扱い方を知らずに使ってはならないし、武器だからこそ、それで誰かを傷つけてしまう可能性だってある。
決して軽い気持ちで使っていいものではないのだ、という意味が「法律は武器」という言葉にこめられているのではないか…そんな気がします。
なんか、全然まとまってない感想ですが
冒頭、堂本が決意を固めたシーンで、思わず目の奥が熱くなりました。
彼女が棄てたものの大きさ、その代わりに選んだものの重さ。
そして、背負わなくてもいい重荷を背負った娘の身を、何よりも案じる母の思い。
こんなにも深い母親の愛に支えられて、堂本はこれから待ち受ける苛酷な時間に堪えていくんだろうなー
なんてことを思いました。
そういや今回は涙腺ポイントたくさんあったなー
そして、ウチの人ですけども…
うっかり北村さんに浮気しそうになるのをなんとか我慢しました!(笑)
というのはジョーダンですが、結局、片瀬は堂本に「さよなら」とフラれたわけですね。まあ、そうなるんだろうなーと想像ついてましたが。
あの大活躍した回(6、7話)が、シゲ的には一番最高でしたねー。あれはもう永久保存です。
ラスト、1年後に堂本と再会した片瀬から眼鏡がなくなっていたのが、彼の新しい決意を表してて、なかなかよかったな。
…個人的には眼鏡姿は好きだったけど(笑)
あーあ
ホントに終わっちゃったなあ…
パパムスの全7話に比べたら10話もあったわけだからまだいいんだけどさ
それにしても、あっという間だったよ!
1話を見て、「これはハンパないドラマだ」と気持ちが震えた日が、ほんのちょっと前のことのように感じるのに。
続編、あるかなー
てか、片瀬のスピンオフをやってくれないかなー