しがないハナシ。

日常で感じたことを、ぽつぽつと更新中。

バイヨン

2014-12-29 15:21:10 | カンボジア
アンコール・ワットの次はバイヨンへ
こちらは仏教遺跡

アンコール・トムの中央にあるバイヨンは
須弥山(神々の住む山)をモチーフにしており
塔の四面に観音菩薩のお顔が
  

ここの、12世紀の人々の生活模様が刻まれたレリーフは素晴らしかった

人がワニに食べられる、の図

200R紙幣に描かれている観音菩薩様

とても穏やかな笑みに安心

観音様だけでは無く、もちろんデバター(女官・踊り子)も

このデバターは、足がほぼ正面を向いていることから
かなり彫が深いです。美しや。




アンコール・ワットとはまた違った世界観で
おもしろい遺跡でした。

アンコール遺跡は、あちこちで修復がされていますが、
こちらの遺跡も日本のJASAが修復中。

アンコール・ワット

2014-12-29 12:00:21 | カンボジア
仁川で東京からきた友人と合流した後、空路南へ向かう。
夜のフライトだから冷えるかな?と思っていたけど、
香港辺り超えると、機内が暑い…どんどん脱皮して半袖に

エボラ対策なのか、出入国カード、税関申告書、VISAの申請書の他に
健康に関する書類を書かされた。書類が多い…

飛行機から降りると、ジトッとした熱気がまとわりつく
おお!インドシナ半島に来たぞ!
到着は夜も遅かったので、その日は移動のみで終了。

カンボジアは、公共機関が発達していないので、
車が合った方が便利であろう、と現地の日程は旅行会社に手配
他のお客さんと混在になることが無いツアーを選んだ

***
観光初日は、いきなりハイライト
アンコルワットでございます
(午前中は逆光…)



入場チケットは、アンコール遺跡の共通チケット
1日券や7日券など、5種類のチケットがあるけど
我々は滞在時間も短いので、1日券
顔写真入りのチケットでした

アンコールワットといえば、世界三大仏教寺院の一つですが
ガイドさんは「ヒンドゥー寺院遺跡」と言っていました。
この辺はアカデミックな世界ではどういう扱いなのか知りませんが、
元々はヒンドゥー寺院として建てられたのち、
仏教寺院に改修されたのであります。

アンコールワットといえば、そのレリーフの美しさ
各回廊に掘られ、長編絵巻のレリーフは見応えたっぷりでした。

第一回廊 西面はラーマーヤナの物語
ハヌマーンの肩に乗ったラーマ王子

アジア圏でラーマーヤナの壁画やレリーフがあると、
いつも探してしまうハヌマーン、大好きなのである
(ラマーヤナは、桃太郎のベースになったお話と言われているので
 ここで言うラーマ王子は桃太郎でハヌマーンは猿なんである)

こちらは魔王ラーヴァナ(桃太郎でいうとこの鬼ですな)



南面はアンコールワットを建てたスールヤヴァルマン2世の行軍が
真ん中に座っているのがスールヤヴァルマン2世
戦に出る前に占いをしている場面


そして出陣


東面はヒンドゥー教における天地創造のお話、乳海攪拌

不老不死の妙薬「アムリタ」を手にいれるべく
神々と阿修羅が大蛇を綱引き(蛇引き?)しながら、海を撹拌するシーン。
絵の中央には采配を振るうヴィシュヌ神、足元は彼の化身である亀クールマ


東南アジア、南アジアを旅するときは
ラーマーヤナ、マハーバーラタ、乳海攪拌あたりのお話は
さらっとあらすじを追っておくだけでも
勉強しておくと良いと思いますよ。


アライバルビザ

2014-12-29 00:00:00 | カンボジア
なんとか冬期休暇中に、カンボジア旅行日記を更新したい!
ということで、早速更新したいと思います。

飛行機のマイレージが貯まっていたので
仕事をぶっちぎって、12月の何でも無い日に、カンボジアへ。

何故カンボジアかというと、アライバルビザを取ってみたかったから。

アライバルビザ(visa on arrival、VOA)とは、
事前取得ではなく、入国地のイミグレーション(入国するその場)で発給されるビザのこと。
カンボジアは、大使館で事前申請する方法以外に
今は、eビザなるものがあるらしいのだが、あえての現地取得。
(VOA、空路は初めてだけど、陸路では取ったことがある)

とはいえ、書類と写真提出して、お金払えば、普通の日本人は取得できます。
同行者に、「必ずビザ用の写真持ってきてね!」と口すっぱく言っていたのに、
言っていた本人が忘れるという体たらく。。。

とりあえず規定の4×6cmでは無いけど
3.5×4cmくらいの写真を持っていたので、
それを提出してみたらOKでした。ホッ=3