しがないハナシ。

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Bawke

2012-01-19 21:31:56 | 映画
Bawke(バウカ)という、クルド難民をテーマにしたショートフィルムをみた
たった15分の映像だったけど、ずしりと重い

身を切るような父の決断
息子に父の思いは伝わっただろうか

心臓にぐさりと突き刺さるような映画だった
刺さりすぎて、その日は眠れなかった


Bawkeというのはクルド語でパパという意味だそうだ

監督のHisham Zamanもまた、クルド人の移民
出演している、お父さんも息子も実際にクルド人の難民なんだそうだ
(実の親子では無い)


民族として独立国家を持たない彼らは
欧米へ移民するケースも少なくない。
実際に生活のために、国を離れ、
家族と離れなければならない人々も
世界には、きっとたくさんいるのだ。

最後のサブタイトルは、
『よりよい生活のために
 祖国やルーツ、言語を犠牲にした人々へ』

Bawke kurdish film with English subtitle



そういえば、ジダンも移民2世だったね。

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2 Comments

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父と子 (はまり)
2012-01-23 12:25:59
>ナナナシさん
 あなたの感想を見て、休みの日に一人で静かに見ました。英語の字幕が全ては読みきれなかったけれど、映像だけで伝わるものがあったよ。
 この決断は母親にはできない、と思いました。父と娘でもできないかも。

 思い出したのは、学生のときニュースで流れた子供を必死にかくまう父とその子供が射殺される映像。確か打ったのも少年兵だった気がする。「はまりちゃんは見らんほうがいいよ」と言われて結局見なかったんだけど、世の中には『見たくないけど見なければならないこと』がたくさんあるのだと、今更ながらに思います。

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 (ナナナシ)
2012-01-28 00:56:09
>はまり
すごくたくさんのことが詰まっている作品だと思う。
お父さんの皺の深さが、なんとも言えないです。
返信する

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