本屋で『ヤノマミ』の本を見つけた。
去年、NHKで放映されていたヤノマミの
ドキュメンタリーを見たことを思い出し、
手に取ってみたら、その番組を作った人の本だった。
日本が制作した番組だと思ってなかったので、っちょっと驚き。
まあ、でもそういう番組だった。
その番組をもう一度見たいか?と聞かれると、
もういいかな…という感じ。
でも、興味深く、非常に衝撃的だった。
我々が当たり前だと思っている価値観がひっくり返るようであった。
奔放な性、未婚の母、女だけの森での出産
とりわけ衝撃的だったのは、人か精霊かのジャッジ。
ヤノマミ胎児は精霊である。
森で生まれたそれが、人なのか、精霊なのか、決定権は母親にある。
男が出産に関わることは無い。
人と判断されれば、ヤノマミとして迎え入れられる。
精霊であれば、そのまま森に返される。
産まれた子供の半数は、精霊として森へ返されるそうだ。
文化なのか宗教なのか、分からないが、それがヤノマミの掟なのだ。
自分の価値観が世の中のすべてでは無いと、感じた番組だった。
近年見たドキュメンタリーの中では、秀逸な番組だった。
但し、自分が妊娠中なら見れないと思う。
去年、NHKで放映されていたヤノマミの
ドキュメンタリーを見たことを思い出し、
手に取ってみたら、その番組を作った人の本だった。
日本が制作した番組だと思ってなかったので、っちょっと驚き。
まあ、でもそういう番組だった。
その番組をもう一度見たいか?と聞かれると、
もういいかな…という感じ。
でも、興味深く、非常に衝撃的だった。
我々が当たり前だと思っている価値観がひっくり返るようであった。
奔放な性、未婚の母、女だけの森での出産
とりわけ衝撃的だったのは、人か精霊かのジャッジ。
ヤノマミ胎児は精霊である。
森で生まれたそれが、人なのか、精霊なのか、決定権は母親にある。
男が出産に関わることは無い。
人と判断されれば、ヤノマミとして迎え入れられる。
精霊であれば、そのまま森に返される。
産まれた子供の半数は、精霊として森へ返されるそうだ。
文化なのか宗教なのか、分からないが、それがヤノマミの掟なのだ。
自分の価値観が世の中のすべてでは無いと、感じた番組だった。
近年見たドキュメンタリーの中では、秀逸な番組だった。
但し、自分が妊娠中なら見れないと思う。
wikiの解説を読んだだけで、『私はムリ、(番組を)見れん』と思いました。
今ある習慣を野蛮な行為と簡単に言い切ってしまってよいのか分かりません。日本の切腹とか殉死とかも今では考えられないけど、ある時代までは美学とされていたわけだし。
かといって、今の習慣のままで本当に幸福なんだろうかと思わずにはいられません。
そう思ううちはまだまだ異文化を理解する心が足りないのかしら。
プロパガンダ的なナレーションも無く、坦々とした映像が流れてました。
よく取材したなぁ、と思う。
体力的にも精神的にも非常に厳しかったんじゃないだろうか。
文化も価値観も変わっていくので、
100年後には彼らも今の姿で保護されてはいないかも。
それが我々が言うところの、発展だと思うので。