相変わらず、迷子まっただ中。
“人はどんな風にも生きられる”@パリの国連でゆめを食う。川内有緒
という言葉を思い出しつつ、なんとか細い糸を紡いでます。
本当は川内氏の『パリの国連で~』の記事を
ずっと書こうと思っていたんだけど、
最近読んだこちらの方が、私の壺にハマったので違う方を。
バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌/川内有緒
世界文化遺産になっているバングラデシュのバウルを追った
12日間の旅のノンフィクション。
バウルは西ベンガル地方の吟遊詩人
彼らがどんな人たちなのかは、複雑すぎて説明できないが、
基本的に、修行者なんである。でも宗教には(一応)属さない。
吟遊詩人というくらいなので、詩も歌も歌うが、歌わないバウルもいて、
彼らにとって重要なのは思想的な部分であり、その詳細については、
口伝(?)なので、バングラデシュ内でも一般には不明な点が多い。
といった感じだろうか。
どこを目指せばよいかもはっきりしないままスタートした旅が、
いろんな人、偶然に導かれて
どんどん深いところへ踏み込んでいく様子は、
たった12日間の旅とは思えないくらい、濃密である。
クシュティア行きの列車内での地元民とのやりとりなんかは、
分かる!こういう出逢いをしちゃうと、止められないよね!旅!
と妙にシンクロしてしまった。
ギタンジャリの著者タゴールとバウル(ラロン)の関係性についても、
言われてみると、そういや、インドの国歌もバングラデシュの国歌も
ラビンドラナート・タゴール作だったな、と。
一応、今年読んだ本の中でナナナシランキング暫定1位である。
もっと売れればいいのに!
と、思ったらもうすぐ文庫化されるのね。
文庫化に際し、タイトルがちょっと変わってます。
『バウルの歌を探しに バングラデシュの喧騒に紛れ込んだ彷徨の記録』
“人はどんな風にも生きられる”@パリの国連でゆめを食う。川内有緒
という言葉を思い出しつつ、なんとか細い糸を紡いでます。
本当は川内氏の『パリの国連で~』の記事を
ずっと書こうと思っていたんだけど、
最近読んだこちらの方が、私の壺にハマったので違う方を。
バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌/川内有緒
世界文化遺産になっているバングラデシュのバウルを追った
12日間の旅のノンフィクション。
バウルは西ベンガル地方の吟遊詩人
彼らがどんな人たちなのかは、複雑すぎて説明できないが、
基本的に、修行者なんである。でも宗教には(一応)属さない。
吟遊詩人というくらいなので、詩も歌も歌うが、歌わないバウルもいて、
彼らにとって重要なのは思想的な部分であり、その詳細については、
口伝(?)なので、バングラデシュ内でも一般には不明な点が多い。
といった感じだろうか。
どこを目指せばよいかもはっきりしないままスタートした旅が、
いろんな人、偶然に導かれて
どんどん深いところへ踏み込んでいく様子は、
たった12日間の旅とは思えないくらい、濃密である。
クシュティア行きの列車内での地元民とのやりとりなんかは、
分かる!こういう出逢いをしちゃうと、止められないよね!旅!
と妙にシンクロしてしまった。
ギタンジャリの著者タゴールとバウル(ラロン)の関係性についても、
言われてみると、そういや、インドの国歌もバングラデシュの国歌も
ラビンドラナート・タゴール作だったな、と。
一応、今年読んだ本の中でナナナシランキング暫定1位である。
もっと売れればいいのに!
と、思ったらもうすぐ文庫化されるのね。
文庫化に際し、タイトルがちょっと変わってます。
『バウルの歌を探しに バングラデシュの喧騒に紛れ込んだ彷徨の記録』