しがないハナシ。

日常で感じたことを、ぽつぽつと更新中。

草の戸も住替る代ぞひなの家

2010-12-19 22:43:46 | しがない話
遠い遠い親戚の東京のおじさん達とおばさんが
法事のためにそろって来徳。
ついでに我が家にも寄ってくれました。

亡くなった祖母の実家関係の親戚なので、
血縁という意味では遠いのだけど、
戦時中、彼らのお父さんが我が家に疎開していたり、
父が東京で学生をしていたときにお世話になったりで、
今も交流があるのです。

いろいろお話を聞きました。
昨年、そのお父さんが亡くなったので
世田谷の300坪(!)の自宅を売却したとのこと。
亡くなったご本人は、
「自分が死んだら処分することになるだろう」、
と我が家に来るといつも言っていましたが、
その通りになってしまいました。
せっかく築いた財産なのに寂しいです…
(普通のサラリーマンには維持出来ないんだろうけど)

そして、お墓の話から、何故か東西骨壺事情について。
今回話題になったのは、徳島と東京の話ですが
徳島で火葬にする場合、遺骨は部分収骨なので、
小さい骨壺を使用しますが、
東京は骨をすべて入れるため(遺灰も?)、
骨壺が大きいのだそう。
なので、必然的に墓も大きくなるらしい。

話とびますが、ここ数年旅行先で必ず調べることがあります。
それは世界の葬式事情、及び、お墓事情。
言い方不謹慎かもしれませんが、とても面白いですよ。
お葬式やお墓は、その土地の人達の死生観を一番垣間見える儀式なので。

最新の画像もっと見る

5 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぼくのウルトラ母さん (はまり)
2010-12-20 12:29:59
>ナナナシさん
骨壷といえば思い出すのが、全日本バレーの元監督である松平康隆さんの著書「ぼくのウルトラ母さん」です。全盲のお母さんがお寺の住職に勧められて始めた仕事が骨壷作りだった!という話があって、そのバイタリティに子供ながらに驚いたものでした。
最近また読みたくなって探すんだけど絶版なのよね・・・。もし図書館などで見かけたらぜひ手にとってみてください。
返信する
沖縄 (ツモリの水玉)
2010-12-20 20:59:29
沖縄ってお墓が家の形してますよね。初めて見た時、あれは何ぞや、と思いました。
曾祖母が亡くなった時、初めて位牌と骨壺が気味悪くなくなる、という経験をしました
返信する
ところかわれば (ナナナシ)
2010-12-21 22:36:16
>はまり
おもしろそうだね。
ちょっと探してみたけど、見つかりそうに無いよ~

>ツモリの水玉
沖縄の葬儀だと、洗骨がありますね。変わった儀式ですが。
九州の南のほうのお墓は花がたくさん飾られてますよね。
お墓の雰囲気が全然違うのにびっくりしました。
返信する
九州の南の方ですw (はまり)
2010-12-22 12:41:48
>ナナナシさん
お墓に花があるのは普通だと思ってたけど違うのかしら?確かに菊に限らず日持ちさえすれば結構派手なヤツも飾っちゃうかも。大きな霊園の近くにはほとんど必ず花屋があるのもこちらならではかなあ。
私はテレビで東京の墓地が映ったときに立ち並ぶ卒塔婆にビックリしました。言葉としては知っていても普段見かけないので。
返信する
あちらの風習らしいのですが (ナナナシ)
2010-12-26 17:59:07
>はまり
鹿児島に行ったときに、どのお墓も花がたくさん飾られてて、
派手だったのです!
お彼岸でもお盆の時期でもなかったので、驚きました。
宮崎もそうなのかな?
我が家の辺りでは、お墓には樒(しきび)くらいしかお供えしませんね。

返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。