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今宵の一枚はジャッキー・マクレーンのAlto madness。録音は1957年5月、NY。レーベルはPrestige。ジャッキー・マクレーンの演奏は肩の力が抜けたリラックスさに特徴があり、聴いていて楽しい。肩肘張らず、ウキウキしてくるから不思議だ。吹きもの2本立てのこの演奏もまた、思わずリリズムが取りたくなるほど陽気で明るい。本アルバムはジャッキー・マクレーンとジョン・ジェンキンスの競演、つまりアルト2本の奏でるmadnessだからして、二人の掛け合いが全編に亘って繰り広げられているのだが、とりわけA面2曲目のwindy cityがおもしろい。二人の掛け合いとはもった時の音色の妙が楽しい。そしてピアノとドラムソロがたいへん効果的で、サウンドがアップテンポで頂点に向かって疾走する。
バックで二人を上手く煽るドラムのアーサー(アート)・テイラーのいぶし銀のような演奏が光る。
side A
1.Alto Madness
2.Windy city
side B
1.The lady is a tramp
2.Easy living
3.Pondering
(personnel)
Jackie Mclean(as)
John Jenkins(as)
Doug Watkins(bass)
Arthur Taylor(drums)