アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ジャッキー・マクレーン(A long drink of the blues)

2015年07月18日 13時06分40秒 | ジャズ








三連休にて昼下がりより大音量でジャッキー・マクレーンを楽しんでいる。録音は1957年、2月と8月。レーベルはprestige。このアルバム聴いていて実に楽しい。冒頭、短いピアノソロの後、プレーヤー達の会話が録音されているのだが、和気藹々の雰囲気がよく伝わってくる。A面はtsを吹くジャッキもおもしろいが、何といってもカーティス・フラーのtbが聴きどころだろう。tbが朗々と唄い、ジャッキーへ繋ぎサックスと音色の違い、息遣いの違いが手に取るようにわかり素晴らしい。ピアノのジルとの掛け合いもピッタリ。B面のマルとの違いが明らかで二人を対比して聴くのもおもしろい。

B面はジャッキー節全開でこれはもうas好きには堪らない。ノンストップでとにかく吹きまくりだ。マルのピアノとアーサーのbassも出色。二人のプレイを追うのも楽しい。マル独特の寂しげなフレーズが心に響く。


side A

1.Along drink of the blues

(personnel)

Jackie Mclean(as,ts)

Curtis Fuller(tb)

Webster Young(tp)

Gil Coggings(piano)

Paul Chambers(bass)

Louis Hayes(drums)

side B

1.Embraceable you

2.I cover the waterfront

3.These foolish things

(personnel)

Jackie Mclean(as)

Mal Waldron(piano)

Arthur Phipps(bass)

Arthur Taylor(drums)