今宵の一枚はコルトレーンのTtaneing in。録音は1957年8月。レーベルはprestige。前回に引き続き、コルトレーンとレットガーランドトリオの演奏である。bassが本来?のポール・チェンバース。良く知られているが、コルトレーンは、レット・ガーランドと、ポール・チェンバースとはマイルスのクインテットで一緒だったので、息がよく合っている。どの曲も良いがお勧めはB面冒頭の、bass blues。ポール・チェンバースのbassがとにかく圧巻。bowingが鮮烈でやはりbasはこの人がNo1だと、確信させる凄味がある。湧き上がるようなコルトレーンのソロを堪能するなら、やはりA面のtraneing in。辟易するほど長くなく、程よい長さだ。それでも12分だが。
side A
1.Traneing in
2.slow dance
side B
1.Bass blues
2.You leave me breathless
3.Soft lights and sweet music
(personnel)
John Coltrane(ts)
Red Garland(piano)
Paul Chambers(bass)
Arthur Taylor(drums)