アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

リー・コニッツ&マイルス・ディビス(Ezz-thetic)

2015年07月12日 23時42分17秒 | ジャズ






今宵の一枚はリー・コニッツ&マイルスのEzz-thetic。録音は1951年3月、1952年12月、レーベルハprestige。このアルバム、A年とB面ではまったくメンバーが違う。A面がマイルス&リーコニッツ、B面はテェディー・チャールズカルテットである。なんとなく曲想が似ていなくもないが、とにかくまったく別。ここではやはりA面について書く。

6曲収録されているのだが、とにかくリー・コニッツが圧倒的。音色もマイルスと似ていてasとtpの音色が解け合う。5曲目と6曲目はギターとasのみの演奏だが実に情感豊かで素晴らしい。asがこんな繊細に華麗なサウンドを奏でるとは驚きだ。6曲目はアバンギャルドな演奏で、聴いていて興味深い。ビリー・バウアーのギターも良い。

興味深いのはdrumsがマックス・ローチであること。なんだか居心地が悪そうだ。それもそのはず、マイルスとリーコニッツグループへの客演。クールで前衛的なのは元来リーコニッツグループがトリスターノ派だから。納得であります。

side A

1.Odjenear

2.Hi Beek

3.Yesterday

4.Ezz-Thetic

5.Indian Summer

6.Duet for saxophone and guitar

side B

1.Edging out

2.Nocturne

3.Composition for four pieces

4.Night in Tunisia

(personnel)


side A

Lee Konitz&Miles Davis sextet

Lee Konits(as)

Miles davis(tp)

Sal Mosca(piano)

Billy Bauer(guitar)

Arnold Fishkin(bass)

Max Roach(drums)