アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Thelonious Monk plays Duke Ellington/Thelonious Monk

2018年05月28日 23時58分11秒 | ジャズ










今宵の一枚はMonkのThelonious Monk plays Duke Ellington。録音は1955年7月、レーベルはRiverside。聴いていてどうにも違和感がぬぐえないのが、Monk。個性的と言うかどこか変。調子外れなところがあり、取っつきにくいのだ。感情移入しにくい、といった方がわかりやすいだろうか。?でも不思議と魅かれるものがある、ホントに変な人。未熟故、お前はMonkがわからないだけ。と言われればそれまでだが。例によってVan gelderの録音なのだが、珍しくclearでスッキリ。不思議だ。特筆すべきはOscar Pettifordのbass。実に良い。音程明確でよく唄う。とりわけ、A面の音はpianoとbassどっちが主役なんだぁ、といった演奏。Monkのアルバムなの。?と言いたくなるほど。Kenny Clarkが妙におとなしい。


録音はすでに記したようにclearで見通しが良い。pianoの余韻が綺麗。



side A

1.It Don't Mean A Thing (If It Ain't Got That Swing)


2.Sophisticated Lady


3.I Got It Bad And That Ain't Good


4.Black And Tan Fantasy


side B

1.Mood Indigo


2.I Let A Song Go Out Of My Heart


3.Solitude


4.Caravan



personnel

Thelonious Monk(piano)


Oscar Pettiford(bass)


Kenny Clarke(drums)