歴史作家 智本光隆「雪欠片―ユキノカケラ―」

歴史作家 智本光隆のブログです。

祈念―がんばろう東北―

桜の花に癒され、地震の爪あとに涙し・・・しかしながら確実に仙台の街は復興しております。1歩づつではございますが、前進していきたいと思っております―8年前、被災地からこの言葉をいただきました。今年もまた、春がめぐって来ました。今も苦しい生活を送られている方々に、お見舞いを申し上げます。本当に1日も早い復旧、復興がなされますよう、尽力して行きたいと思っております。

仙台の現状

2011-04-12 09:13:30 | 日記
震災発生から1月。
また、仙台行きまして、そして帰って参りました。
当面はこれで最後となるかと思います。


仙台入りした前日(7日)に最大級の余震があり、かなり混乱見られました。
弱っている建物瓦解したり、壁倒壊したりありました。
若林区で水出にくくなったり、都市ガスは相変わらずダメのようです。


津波被害現場・・・正直、何も進展していない。
田んぼに白く塩が浮き出して来ています。
帰って来ても鼻の奥に、塩の臭いがする・・・


余震がとにかくひどい(前回はたまたまなのか、そんなに感じず)
夜、寝ていると頭揺さぶられる感じがします。
あの中で1月も生活している人々の、精神力は並大抵ではない。



しかし、東京のテレビ報道はどうなっているのか、と思うのは。


若林区の某有名全国チェーンコンビニ(4月10日)


震災1月、コンビニの棚まだこんな感じ。
もう、全国ネットでは報道されていない気が。
ちなみに、このすぐ近くのガソリンスタンドでは11日からやっと平常営業になったということです。


それから、報道で有名になってしまった某中学校の前。


取材お断りの張り紙が・・・


何があったか何て分かりませんが報道関係のみなさま、
被災地に対して、少しばかりの配慮を頂けないものでしょうか?


とは言え、確実に復興への息吹が芽生えているのも事実で。
そのあたりは次回の更新で。



智本光隆